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岩崎、ジエゴ、本田、垣田×2!鳥栖が圧巻5発ゴールショー! FC東京は小川諒也ラストマッチで屈辱的大敗

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FW岩崎悠人が先制ゴール

[6.26 J1第18節 鳥栖 5-0 FC東京 駅スタ]

 J1リーグは26日、第18節を各地で行い、サガン鳥栖FC東京を5-0で破った。後半立ち上がりまでにFW岩崎悠人とDFジエゴがそれぞれ今季初ゴールを決めて先行すると、その後もMF本田風智のゴールとFW垣田裕暉の2得点で大量リード。FC東京はDF小川諒也の海外移籍前ラストマッチで屈辱の大敗に終わった。

 ホームの鳥栖は14試合連続でフル出場が続いていたDF田代雅也がメンバーから外れ、第3節の名古屋戦で負傷交代したDF島川俊郎が約3か月半ぶりの先発。対するFC東京はポルトガルのビトーリア・ギマランエスへの期限付き移籍が決まっている小川がラストマッチを迎え、左サイドバックで先発した。

 最初のチャンスはFC東京。前半6分、小川のFKにフリーで抜け出したMF松木玖生がヘディングで狙ったが、ボールは枠を外れる。オフサイドを取り逃しながらも命拾いした鳥栖は同10分、岩崎の強烈なミドルシュートでGKヤクブ・スウォビィクを強襲。同17分にはFW小野裕二の負傷により本田がスクランブル出場するアクシデントに見舞われたが、同22分にはDFファン・ソッコからの浮き球パスからFW宮代大聖が惜しいチャンスを迎えた。

 対するFC東京は前半26分、MF安部柊斗がFW渡邊凌磨との連続ワンツーから右サイドを突破し、折り返しのボールにFWアダイウトンが反応したが、右足シュートは鳥栖GK朴一圭がスーパーセーブ。こちらも決定機を活かせない。すると同30分、鳥栖はMF小泉慶のボール奪取から速攻を仕掛け、パスを受けた岩崎がミドルレンジから強烈な右足シュートを突き刺し、今季初ゴールで先制に成功した。

 ビハインドとなったFC東京は前半33分、MF安部柊斗が負傷しプレーを続けられず、FWレアンドロを投入。互いにアクシデントによる交代カードを使う形となった。FC東京は同45分、DF森重真人の縦パスでスイッチを入れ、細かいパスワークで前進すると、アダイウトンのラストパスに渡邊が反応。だが、エリア内で放ったシュートはまたも朴に阻まれ、1点ビハインドでハーフタイムを迎えた。

 そして後半3分、次に試合を動かしたのも鳥栖だった。相手の守備ブロックを避けたジエゴが持ち上がり、左に開いた岩崎に預けると、岩崎は果敢なドリブルで敵陣深くに侵入。折り返しのパスは相手に阻まれたが、そのまま攻め上がっていたジエゴがこぼれ球を拾って左足を振り抜き、DF木本恭生に当たったボールがゴールに突き刺さった。今季徳島から加入のジエゴもこれが移籍後初ゴールで、J1通算でも初ゴールとなった。

 FC東京も選手交代で反撃を試みたが、後半25分に鳥栖が3点目を奪った。ジエゴのインターセプトからカウンターをスタートし、MF福田晃斗がボールを持ち上がると、ラストパスを受けた本田がカットインから右足を一閃。豪快なグラウンダーシュートでニアポスト脇を撃ち抜いた。

 さらに鳥栖は後半33分、小泉がMF青木拓矢からボールを奪ってまたもショートカウンターを仕掛けると、左サイドを抜け出した本田にスルーパス。本田は角度のないところに流れてシュートは打ちきれなかったが、クロスボールをファーサイドに通し、これを福田がボレー気味に折り返すと、最後は途中出場の垣田が押し込み、4-0とした。

 なおも止まらない鳥栖は後半41分、MF藤田直之からの斜めのパスを受けた垣田が右に持ち出しながら相手をかわし、鋭いグラウンダーシュートでファーポスト際を打ち抜き5点目。その後も藤田のミドルシュートがクロスバーに当たるなど、最後まで攻め続けた鳥栖が5-0で完勝した。

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データ提供:Opta
※大会の公式記録と異なる場合があります

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