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広島が怒涛ハイプレスで浦和を4発粉砕! 森島1G1A、満田はニアズドン&直接FKでクラブ新人最多得点を更新

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広島が浦和に快勝

[10.1 J1第31節 広島 4-1 浦和 Eスタ]

 J1リーグは1日に第31節を行った。サンフレッチェ広島浦和レッズの対戦は、広島が4-1で勝利を収めた。

 広島はルヴァン杯2連戦を勝ち抜いて決勝進出も、リーグ戦では直近2試合で1敗1分となり、ACL出場圏内の3位をキープしている。浦和はルヴァン杯準決勝敗退。来年2月に控えるACL決勝に備え、リーグ戦での勝利を目指したい。

 序盤から両者チャンスを作る。広島は前半9分、左CKのこぼれ球をMF茶島雄介がミドルシュート。GK西川周作のはじいたボールをFWドウグラス・ヴィエイラが押し込むが、惜しくもゴール枠外となった。浦和は同11分、MF岩尾憲の浮き球パスからMF大久保智明が右サイドから折り返す。MF江坂任のヘディングシュートは枠外に外れた。

 均衡は前半22分に破れた。広島は前線でハイプレスを仕掛ける。浦和のGK西川と岩尾のビルドアップをMF森島司がカット。西川との競り合いを制し、粘りのシュートで先制ゴールを手にした。

 前半は、広島が1-0のリードで折り返す。後半17分にはセットプレーから追加点を奪う。左CKをMF野津田岳人が蹴ると、相手選手にクリアされる。PA手前からの茶島のミドルシュートはブロックに遭うが、右サイドに流れたボールを、森島がダイレクトでグラウンダークロス。ゴール前に入ったボールをDF荒木隼人がスライディングシュートで押し込んだ。

 0-2となった浦和は直後に3枚替え。FWキャスパー・ユンカー、J1初出場となるFWブライアン・リンセン、MF柴戸海が投入された。しかし、広島の勢いは落ちない。

 広島は後半26分、浦和のGK西川からのビルドアップにハイプレス。中盤でMF川村拓夢が奪い切り、PA内に鋭いパスを通す。ボールを収めた満田がPA左からボディフェイントでマークをはずし、ゴールニアサイドに鋭いシュートを決め切った。流通経済大から今季加入した満田は今季7点目。この得点でクラブの新人最多得点記録を更新した。

 浦和も後半31分に一矢報いる。右CKのショートコーナーで大久保がPA右角の外から浮き球パスを敵陣内に送る。リンセンが頭で逸らし、ゴール前の柴戸が頭で流し込んだ。1-3と点差を縮めてみせた。

 だが、広島は点差を再び広げる。後半38分、中盤のFKを蹴ったのは左利きの野津田ではなく、右利きの満田。GK西川の意表を突く満田のシュートは直接ゴールに突き刺さり、チーム4点目となった。

 試合はそのまま終了し、広島が4-1で快勝。3試合ぶりの勝利でACL出場圏内の3位をキープした。浦和はリーグ戦3試合で未勝利が続いている。

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