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水沼宏太が千金2発!! 名古屋に4-0圧勝の横浜FM、川崎F敗戦で次節3年ぶりV決定の可能性

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MF水沼宏太が2ゴール

[10.1 J1第31節 名古屋 0-4 横浜FM 日産ス]

 J1リーグは1日、第31節を各地で行い、首位の横浜F・マリノス名古屋グランパスを4-0で破った。MF水沼宏太が後半立ち上がりまでに2ゴールを挙げると、終盤にはFWレオ・セアラとMF藤田譲瑠チマも追加点。他会場では2位の川崎フロンターレが敗れたため、両者の勝ち点差が8に広がり、次節にも3年ぶりリーグ制覇が決まる可能性が出てきた。

 国際Aマッチウィーク明け最初のJ1リーグ戦。名古屋はオーストラリア代表に復帰したGKランゲラックは先発した一方、日本代表のドイツ遠征に参加したFW相馬勇紀はベンチに控えた。横浜FMはDFエドゥアルドが2試合ぶり、DF小池龍太が3試合ぶりの先発復帰を果たし、U-21日本代表の藤田はベンチに控えた。

 試合は首位の横浜FMが名古屋を圧倒した。まずは前半16分、DF永戸勝也がFWアンデルソン・ロペスとのワンツーでペナルティエリア内を深くえぐり込むと、ゴールライン際で滑り込みながら折り返しのボールを配給。これに飛び込んだ水沼がスライディングシュートでゴールに流し込んだ。

 水沼は日本代表に初招集されたEAFF E-1選手権前に行われた7月16日の鳥栖戦以来、約2か月半ぶりのゴールとなった。

 対する名古屋は前半43分、FW永井謙佑がGK高丘陽平に猛烈なプレッシングを仕掛けると、高丘がかろうじて出した縦パスをMF稲垣祥が倒れ込みながらカット。これをFWマテウス・カストロが収めてスルーパスを出したが、永井は戻りオフサイドのポジションにあり、チャンスには至らなかった。

 1-0で迎えた後半も横浜FMが先にスコアを動かした。開始1分、小池龍のスローインをFWアンデルソン・ロペスが強引に収めて中央を突破すると、一度左サイドで押し込み、FWエウベルがペナルティエリア外に横パス。これを受けたMF喜田拓也がワンタッチで縦に出し、エリア内左でフリーになっていた水沼が冷静な右足シュートでネットを揺らした。

 この日2ゴールの水沼はこれで今季7点目。鳥栖時代の2015年、C大阪時代の19年に記録したキャリアハイに並んだ。

 後半18分、名古屋はマテウスのプレースキックを起点に波状攻撃を仕掛けるも、クロスバーに阻まれて1点が遠い。横浜FMはA・ロペスや水沼、途中出場のFWレオ・セアラとFW仲川輝人もゴールに迫るが、ランゲラックの好セーブに阻まれる。

 それでも横浜FMは後半45分、仲川が左サイドを突破すると、折り返しにレオ・セアラが反応し、最後は冷静にランゲラックをかわしてダメ押しゴール。さらに同アディショナルタイム6分、途中出場の藤田も追加点を沈めた。そのまま試合はタイムアップ。横浜FMが2試合ぶりに勝ち点3を獲得した。

 2位の川崎Fが札幌に敗れたため、両者の勝ち点差は8。横浜FMが次節でG大阪に勝利し、川崎Fが清水に引き分け以下に終われば、横浜FMの3年ぶりのリーグ制覇が決まる状況となった。

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データ提供:Opta
※大会の公式記録と異なる場合があります

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