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食野のゴールは幻に…宇佐美7か月ぶり復帰のG大阪、柏とスコアレスドローで残留圏浮上ならず

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戦列復帰を果たしたFW宇佐美貴史

[10.1 J1第31節 G大阪 0-0 柏 パナスタ]

 J1第31節が1日に開催され、17位ガンバ大阪はホームで6位柏レイソルと0-0で引き分けた。4試合未勝利(2分2敗)となり、残留圏内への浮上はならず。柏は2戦連続ドローで7試合勝ちなし(4分3敗)となった。

 前節にJ2自動降格圏内へと転落したG大阪は、右アキレス腱断裂から約7か月ぶりの復帰となるFW宇佐美貴史をスタメン起用。序盤から両チームともゴールへ迫る展開の中、ピンチではGK東口順昭が再三ファインセーブを見せて相手に得点を許さない。

 前半44分には左CKからキッカーの宇佐美が右足でクロスを供給。ファーのMF食野亮太郎が受け、下がりながら左足でシュートを放つと、GK佐々木雅士に触られながらもゴール右に決まる。だが、VARオンリーレビューの結果、トラップ時にハンドがあったとして先制点は認められない。

 後半8分には宇佐美がペナルティエリア後方やや左で自ら獲得したFKから、右足で低いシュート。しかし、壁の外側から巻いたボールはわずかにゴール右へ外れる。さらに同21分、左サイドのMF山本悠樹がクロスを上げ、ニアに入ったFWレアンドロ・ペレイラが豪快に頭で合わせるも、左ポストの外側を通過した。

 逆に後半22分、柏のパスワークからペナルティエリア内左に駆け上がったMF三丸拡がふわりとしたクロスを送り、FWドウグラスが打点の高いヘディングシュート。先制のビッグチャンスだったが、GK東口に至近距離で体を張ってブロックされた。

 オープンな展開となった終盤も互いにゴールは奪えず、0-0のままタイムアップ。勝ち点を分け合う結果となった。

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データ提供:Opta
※大会の公式記録と異なる場合があります

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