beacon

ローマが後半ATに追いつく!J王者・横浜FMを相手に意地のドロー

このエントリーをはてなブックマークに追加

[11.28 親善試合 横浜FM3-3ローマ 国立]

 国際親善試合のEUROJAPAN CUP 2022で、横浜F・マリノスローマと3-3で引き分けた。ローマは25日の名古屋戦に続くドロー。ジャパンツアーを2引き分けで終えた。

 先制点は早い時間に決まった。横浜FMは前半9分、左サイドからDFがクロスを上げると、ニアに走り込んだDFエドゥアルドが頭で合わせてゴールネットを揺らす。

 前半32分にローマにアクシデント。MFベンジャミン・タヒロビッチが負傷。自ら歩いてベンチに下がったが、MFエドアルド・ボヴェとの交代を余儀なくされた。

 また横浜FMは前半45分、西村のミドルが左ポストを直撃。跳ね返りがGKミレ・スビラルに当たってそのままゴールイン。2点のリードを持って後半に折り返した。

 そして後半開始と同時に横浜FMは、きょう28日午後にFC東京への完全移籍が正式リリースされたFW仲川輝人を投入。ゴール裏はすぐに仲川コールの大合唱となった。

 後半最初のチャンスはローマに訪れるが、カウンターからFWエルドル・ショムロドフが迎えたGKと1対1は、横浜FMの守護神・高丘陽平が弾き出す。

 しかし後半24分だった。エリア内右でボールを受けたFWニコロ・ザニオーロが切り返しから左足で強烈弾を放ってニアサイドを抜き、ローマが1点を返す。
  
 だが横浜FMは直後の後半27分、センターライン付近で受けた仲川の突破から、西村を経由してFW水沼宏太がダイレクトで折り返す。これに反応したDF松原健が鮮やかなミドルを突き刺し、再びリードを2点に広げた。

 横浜FMは後半37分から仲川らを下げて、来季より正式加入する大学生FW村上悠緋(関東学院大4年)らを投入する。

 しかしローマは後半39分にGK中林洋次のクリアボールを奪ったDFロジェール・イバニェスがドリブルで運んで豪快弾を決める。そして同43分にはエリア内でFWステファン・エル・シャーラウィがMF藤田譲瑠チマに倒されたかに見えたが、笛はならず。これにはローマの選手はもちろん、モウリーニョ監督もベンチから飛び出して抗議したが、判定が覆ることはなかった。

 だが後半アディショナルタイム、ローマは意地を見せる。DFゼキ・チェリクの右クロスからボヴェが中に落とすと、ショムロドフが蹴り込んで、3-3のドローに持ち込んだ。 

★日程や順位表、得点ランキングをチェック!!
●2022シーズンJリーグ特集ページ
●DAZNならJ1、J2、J3全試合をライブ配信!!
●セリエA2022-23特集

TOP