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新たに2人がプロ審判員に! アピールポイントは谷本涼主審「レフェリーとしての表現」渡辺康太副審「アジリティ」

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谷本涼主審、渡辺康太副審

 日本サッカー協会(JFA)は新年度から、新たに谷本涼主審(34)、渡辺康太副審(32)とプロフェッショナルレフェリー契約を締結した。両氏は27日に行われた第1回レフェリーブリーフィングに出席し、今後への意気込みを語った。

 桃山学院大出身の谷本主審は2014年に1級審判員を取得。16年3月にJ3のFC東京U-23対琉球戦でJリーグデビューを果たし、これまでJ1リーグ35試合、J2リーグ68試合で主審を担当した。昨年からは国際審判員にも登録され、昨年6月のキリンカップチュニジア対チリ戦で国際デビューを果たしている。

 谷本主審はブリーフィングの場で「Jリーグの担当審判員としても、国際審判員としても、経験が浅いのでしっかり研鑽して、自分の能力を高めて参りたい。これまでの先輩方が築いてくださったものを継続して、さらに高められるよう、自分自身を律して参りたいのでよろしくお願いします」と挨拶した。

 また自身のアピールポイントとして「僕がいつも意識しているのはフットボールの中で、選手もスタジアム全体も喜怒哀楽があるように、レフェリーとしても表情などの表現は選手に伝わると思ってやっている」と述べ、「若いということもあるので走力、ポジショニングを積み上げていきたい」とさらなるスキルアップを誓った。

 高槻北高時代に審判キャリアをスタートした渡辺副審は14年に1級審判員を取得。17年3月にJ3のC大阪U-23対盛岡戦でJリーグデビューを果たし、これまでJ1リーグ61試合、J2リーグ27試合を担当した。J3リーグでは主審としても23試合を経験。また21年から国際審判員として登録され、谷本主審とともにキリン杯を担当した。

 渡辺副審ははブリーフィングの場で「今後はこれまで以上にサッカー審判に真摯に向き合い、日本サッカー発展のために自分ができることを精一杯全力で取り組んでいきたい」と挨拶。「副審はディフェンスライン、ボールと、いるべきポジションは決まっている。リアクションが求められる職業なのでアジリティのところは普段からこだわってやっている」と自身のアピールポイントを述べた。

(取材・文 竹内達也)
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