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浦和はルヴァン杯準々決勝で前回王者・名古屋と対戦…“夏の3連戦”にユンカー「勝ちたい気持ちの強いチームが制す」

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会見に出席したFWキャスパー・ユンカー

 ルヴァン杯プライムステージの組み合わせ抽選が29日に行われ、浦和レッズは前回王者・名古屋グランパスとの対戦が決定。抽選会に出席したFWキャスパー・ユンカーは「勝ちたい気持ちの強いほうがこのゲームを制する」と気を引き締めている。

 8月3日と10日に行われるプライムステージ準々決勝。浦和は同月6日にもJ1第24節で名古屋と対戦するため、3日、6日、10日で同カードの3連戦となった。ユンカーは「ものすごく特殊な状況。3試合もあればお互いが知り尽くす時間もある」と試合展開を予想しつつ、「最終的にはメンタルがものすごく重要。勝ちたい気持ちの強いほうがこのゲームを制する」と意気込んだ。

 気になるのはエースのコンディションだ。ユンカーは26日のJ1第18節・ヴィッセル神戸戦で5月以来の公式戦復帰を果たし、先発出場。だが、前半5分に右足を気にする仕草を見せて座り込むと、直後には途中交代となっていた。抽選会後に明らかになったのは、右足の付け根を負傷していたということ。ユンカーは「ものすごく早い時間帯に試合から出なきゃいけなくなり、残念なことになりました」と顔を曇らせながらも、「一日でも早く自分のコンディションを上げて、もっと強くなって、この難しい時期を乗り越える。パワーアップして帰ってきたい」とルヴァン杯再開までの完全復活に意欲を見せた。

 ユンカーを欠く浦和だが、27日には背番号9が決定。オランダ・エールディビジのフェイエノールトFWブライアン・リンセンの加入内定が発表された。7番を背負うユンカーも「ヨーロッパのビッグクラブでプレーしていたような選手なので、ものすごくみんなが期待している選手」とコメント。「タイプ的には、自分とマッチしてくれると信じています。野心の強い浦和レッズのようなチームに必要な選手」と期待を寄せている。

(取材・文 石川祐介)
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