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神戸U-15が広島JYに3発快勝!岩波世代以来13年ぶり冬の中学年代日本一!!

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FW渡辺隼斗のゴールなどで神戸が快勝した

[12.27 高円宮杯U-15決勝 広島JY 0-3 神戸U-15 味フィ西]

 高円宮杯JFA第34回全日本U-15サッカー選手権大会の決勝が27日に行われ、ヴィッセル神戸U-15サンフレッチェ広島ジュニアユースに3-0で勝利し、2009年大会以来、13年ぶり2回目の優勝を飾った。

 ここまでPK戦1試合を含む粘り強い戦いで勝ち上がってきた広島JYと、準決勝で夏のクラブユース選手権を制したC大阪に3-0で快勝するなど、4試合連続完封と圧倒して勝ち上がってきた神戸U-15の対戦。神戸U-15は準々決勝、準決勝と連続ゴールを決める中学1年生MF里見汰福のプレーにも注目が集まった。

 前半から互角の攻防をみせた。広島はセットプレーからチャンスを伺うが、相手にGK亀田大河の好セーブもあり、なかなか決定機を生かせない。すると徐々に神戸の時間帯も出始めるが、前半34分に右サイドを崩したFW大西湊太のクロスからFW渡辺隼斗を経由して里見が右足を振り抜くが、GK高井琉生の好守に阻まれた。

 スコアレスで折り返した後半は神戸が立ち上がりから圧力をかける。7分に里見のポストプレーから、FW瀬口大翔の右足を振ったシュートは高井に防がれるが、同10分、大西の右マイナスクロスに走り込んだ渡辺が押し込んで、神戸が均衡を破った。

 さらに神戸は後半27分、右サイドにこぼれたボールに大西が詰めてリードを2点に広げる。広島DFもカバーに入ってかき出そうとしたが、わずかに届かなかった。そして同30分にはDF森岡怜央にも得点が生まれた。

 初戦で横河武蔵野FC U-15に5-0、2回戦はアビスパ福岡U-15に3-0、準々決勝は名古屋グランパスU-15に4-0、準決勝はセレッソ大阪U-15に3-0、そして決勝も3-0での勝利と難敵相手にも自分たちのサッカーを貫いて結果を出し続けた神戸U-15が、DF岩波拓也(現浦和)らを擁して優勝した2009年度大会以来の冬の中学年代日本一に輝いた。

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