5人制サッカーはブラジルが優勝! “宿敵”アルゼンチンを撃破し、パラ正式種目採用時から前人未踏の5連覇
[9.4 東京パラリンピック決勝 アルゼンチン0-1ブラジル 青海]
東京パラリンピックは4日、青海アーバンスポーツパークで5人制サッカー(ブラインドサッカー)の決勝を行い、アルゼンチン代表とブラジル代表が対戦。ブラジルが1-0で5連覇を成し遂げた。
世界ランク首位のアルゼンチンと、正式種目となった2004年アテネ大会から4連覇中の王者ブラジル。グループリーグから準決勝まで全勝で勝ち抜いた両者の頂上決戦となった。前半の序盤はアルゼンチンが優勢に試合を運ぶ。エースのFWマキシミリアーノ・エスピニリョが左サイドから攻撃を仕掛け、シュートを放つが、相手GKに阻まれた。
ブラジルは尻上がりにペースを握る。エースのFWリカルド・アウベスだけでなく、FWチアゴ・ダ・シウバも後方から吸い付くようなドリブルでチャンスを創出。前半5分にはチアゴが長距離を運び切り、右足シュート。ゴール左ポストに直撃した。
前半は拮抗状態のまま、0-0で折り返す。後半序盤は引き続きイーブンな展開となり、両者ともにエースをベンチに下げて温存させつつ、ピッチでプレーさせた。
徐々に雨が降り始める中、いよいよ均衡が破れる。ブラジルは後半13分、MFライムンド・メンデスがドリブルで運び、一度は相手に阻まれるが、再びターンしながら前進。マークを2枚はがし、左足を振り抜くと、ゴール右隅に待望の先制点を突き刺した。
追いかけるアルゼンチンは後半16分に決定機を迎える。左サイドからマキシミリアーノが強烈なシュートを放つ。しかし相手GKの好セーブに阻まれた。
ブラジルは守勢に回りつつ、隙を見てカウンター。最後まで攻め続け、1-0で試合を締め切る。04年大会の正式種目採用から一度も王座を明け渡さず、5度目の頂点に立った。
(取材・文 石川祐介)
●東京パラリンピック 5人制サッカー(ブラインドサッカー)特集ページ
●ブラサカ/障がい者サッカー特集ページ
●日本障がい者サッカー連盟(JIFF)のページはこちら
東京パラリンピックは4日、青海アーバンスポーツパークで5人制サッカー(ブラインドサッカー)の決勝を行い、アルゼンチン代表とブラジル代表が対戦。ブラジルが1-0で5連覇を成し遂げた。
世界ランク首位のアルゼンチンと、正式種目となった2004年アテネ大会から4連覇中の王者ブラジル。グループリーグから準決勝まで全勝で勝ち抜いた両者の頂上決戦となった。前半の序盤はアルゼンチンが優勢に試合を運ぶ。エースのFWマキシミリアーノ・エスピニリョが左サイドから攻撃を仕掛け、シュートを放つが、相手GKに阻まれた。
ブラジルは尻上がりにペースを握る。エースのFWリカルド・アウベスだけでなく、FWチアゴ・ダ・シウバも後方から吸い付くようなドリブルでチャンスを創出。前半5分にはチアゴが長距離を運び切り、右足シュート。ゴール左ポストに直撃した。
前半は拮抗状態のまま、0-0で折り返す。後半序盤は引き続きイーブンな展開となり、両者ともにエースをベンチに下げて温存させつつ、ピッチでプレーさせた。
徐々に雨が降り始める中、いよいよ均衡が破れる。ブラジルは後半13分、MFライムンド・メンデスがドリブルで運び、一度は相手に阻まれるが、再びターンしながら前進。マークを2枚はがし、左足を振り抜くと、ゴール右隅に待望の先制点を突き刺した。
追いかけるアルゼンチンは後半16分に決定機を迎える。左サイドからマキシミリアーノが強烈なシュートを放つ。しかし相手GKの好セーブに阻まれた。
ブラジルは守勢に回りつつ、隙を見てカウンター。最後まで攻め続け、1-0で試合を締め切る。04年大会の正式種目採用から一度も王座を明け渡さず、5度目の頂点に立った。
(取材・文 石川祐介)
●東京パラリンピック 5人制サッカー(ブラインドサッカー)特集ページ
●ブラサカ/障がい者サッカー特集ページ
●日本障がい者サッカー連盟(JIFF)のページはこちら