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どんなシュートも止める!! 専門家も絶賛の“日本人専用”GKグローブが登場

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「GAViC(ガビック)」のGKグローブ『マトゥー 壱 掴(イチ カク)』シリーズを着用するユニオンスポーツ岐阜店スタッフの清水渓太氏

 総合スポーツブランドの「GAViC(ガビック)」は、日本人のために作られた新しいGKグローブ『マトゥー 壱 掴(イチ カク)』シリーズを4月中旬より展開している。

 建国記念日である2018年2月11日にリスタートを切ったガビックは、今まで掲げていた「GAIN VICTORY/ゲイン ビクトリー」というコンセプトに加えて、「CULTURE OF NIHON/カルチャー オブ ニホン」を新たなコンセプトとし、日本生まれのブランドならではの創造性を活かし、日本の文化を加味した製品を発表している。

 そしてこのたび完全日本人仕様、日本人のためのGKグローブとして誕生したのが『マトゥー 壱 掴』シリーズ。全4モデルから成る本シリーズは、プロからアマチュアまで様々な日本人GKの意見・要望を反映し、日本人の手の大きさや指の長さを徹底的に分析して数々の修正を繰り返して完成した。日本発・日本人向けのGKグローブの特徴について、“絶対的守護神が育つ国に”をテーマに、GKグローブに精通したユニオンスポーツ岐阜店スタッフの清水渓太氏に聞いた。

■日本人の手形を使用した、日本人仕様のGKグローブ


 まず、今回のガビックのGKグローブの一番の特長は、日本人が、日本人のために、日本人の手形を元に作った、完全日本人用のGKグローブだということです。今までのGKグローブは欧米人向けに海外で作られたGKグローブをそのまま日本へ持ってきて販売していただけでしたが、今回の『マトゥー 壱 掴』シリーズは、プロ・アマ問わず、日本人GKの手の大きさや形、指の長さなどを徹底的に分析して導き出した“日本人専用の手形”を元に設計するという初めての試みによって生み出されました。今までのGKグローブだと親指の先や小指の先に若干の隙間が生まれたり、指のフィット感が物足りなかったり、ちょっとしたストレスや不満もありましたが、『マトゥー 壱 掴』シリーズは完全日本人用に設計することで、より日本人の手に合いやすい作りになっています。これは非常に評価できるところです。サッカースパイク界では、日本で販売するHG用モデルは日本人向けのラスト(木型)を採用して、日本人の足に合いやすい設計にするのはもはや当たり前になっていますが、GKグローブ界ではどのメーカーもそこに注力していませんでした。ガビックはその“日本人の手形”に着目し、日本人の手に合いやすい設計を採用することで、まったく新しいGKグローブが誕生したというわけです。


 僕は175cmで身長が大きくないし、手も小さいというコンプレックスを持っていたGKだったので、片手でボールを掴めるのはちょっとした喜びがあります。これは『マトゥー 壱 掴』のパーム(手のひら面の素材)のグリップ力が優れていて、しっかりと自分の手・指に合っているので、まるで自分の素手のような感覚でボールに触れることができているからです。『マトゥー 壱 掴』シリーズには『混(コン)』『巻(カン)』『候(コウ)』『鍛(タン)』という4つのモデルがラインナップされているので、プレイヤーの好みや使用用途に応じて選び分け、使い分けを行うこともできます。

■まるで吸盤のように吸い付くグリップ力のトップモデル『混』


 ガビックのGKグローブの中で一番グリップ力が高いパーム(手のひら面の素材)が採用されているのが『マトゥー 壱 掴 混(イチ カク コン)』の特長です。手が小さい私でも片手でボールを掴めるほどグリップ力が優れていて、タイトシルエット構造とタイトハイブリッドネガティブカットの指の設計も組み合わさることで、とにかく抜群のグリップ力、フィット感を発揮してくれます。素手のようにボールを掴めているということを感じられるぐらい手のひらの収まりも良くて、ボールとの距離が近く感じられるグローブです。試合用のグローブとしてオススメです。

■厚みのあるパームが安定したキャッチングを可能にする『巻』


『マトゥー 壱 掴 巻(イチ カク カン)』にはガビックのGKグローブの中で最も厚みのあるパームが採用されています。厚みがあるからこそ衝撃吸収性に優れていて、強いシュートのボールの勢いを吸収してくれるような感触は『巻』ならでは。そして『巻』という商品名どおり、指のパームが巻いている形状のタイトハイブリッドロールカットになっていて、ボールとの接地面積が広く確保されています。そこにパームの厚み、グリップ力も相まることで、より安定したキャッチングを可能にしてくれます。手のひら全体でボールをしっかりと収めることができるグローブです。

■天候に左右されずにグリップ力を発揮する『候』


『マトゥー 壱 掴 候(イチ カク コウ)』の『候』はまさに天候の候を意味しています。サッカーの試合は晴れの日だけでなく雨の日も開催されるので、晴れでも雨天でも、天候に左右されることなく、グリップ力を発揮してくれるのが『候』の特長です。GKグローブのパームは水分を多く含んでしまうと滑りやすくなってしまう傾向がありますが、この『候』には水分を含んでもグリップが大きく低下しないパームが採用されているので、雨の日でも安心して使用できるGKグローブです。

■優れた耐久性を備えた『鍛』


 ガビックのGKグローブの中で最も耐久性に優れたパームが採用されているのが『マトゥー 壱 掴 鍛(イチ カク タン)』で、ベーシックなタイトフラットカットを採用しています。毎日ガンガン使うことが可能で、練習用GKグローブとして最適です。GKグローブは日々の使用でものすごく摩耗してしまうものなので、定価が税抜き6000円とリーズナブルで、さらに耐久性にも優れている『鍛』は毎日プレーする部活生にとって心強い味方だと言えます。

■4つのモデルに共通する機能・設計


 バックハンドには日本古来の檜垣模様をモチーフにした『ヒガキグリップ』を採用しています。昔の道路や着物にも使われるなど、滑りにくいとされる檜垣模様を立体形状で搭載することでボールに対するグリップ力を発揮し、的確なパンチングをサポートしてくれます。また、日本発の日本ブランドとして、日本らしいデザイン性も兼ね備えた作りになっています。


『マトゥー 壱 掴』シリーズのグローブの内側には『ノンスリップゲル』と呼ばれるズレを防止する特殊シリコンラバーが搭載されています。プレー中にグローブ内部で手のひらや指がズレにくくなることでグローブとの一体感を高め、より安定したキャッチング、セービングをアシストしてくれます。こういう加工は他メーカーだと高価格帯のハイグレードモデルにだけ採用されていますが、全4モデルに共通して採用しているのはすごいことだと思います。


 ストラップ部分には全4モデルでメッシュ素材のネームフィールドを搭載しています。この部分に刺繍を入れることが可能ですし、汗を拭うためのものでもあります。他メーカーだとハイグレードモデルにだけ採用されていることが多いですが、ガビックでは全4モデルに共通して採用しています。GKグローブのことを本気で隅々まで考え抜いたからこそ、こういう細かな部分までしっかりと作り込まれていると言えます。

■GKグローブは練習用と試合用を分けるべし


 僕からのメッセージとしては、GKグローブは練習用と試合用で分けて使ってほしいという思いがあります。GKグローブは使えば必ず汚れる物です。汚れはグリップを低下させる原因であり、パームの劣化にもつながります。グローブは汚れたら洗うのが基本ですので、1双のグローブだけでは翌日の試合までに乾きません。それと、パームに使用されているラテックスには、グリップが高いと耐久性が低くなり、耐久性が高いとグリップが低くなる特性があります。試合用に作られた高いグリップのグローブで練習していては、すぐに消耗してしまいます。だから使い分ける必要があるのです。土曜日の練習で使用したグローブをそのまま日曜日の試合で使っていては、「今日僕、失点する恐れがあります」と言っているようなものです。毎日の練習では『マトゥー 壱 掴』の中で耐久性に優れた『鍛』を使用し、試合では『混』『巻』『候』のいずれかを使用するというGKグローブの使い分けを行うことが試合でのパフォーマンスアップにもつながります。『マトゥー 壱 掴』シリーズの中でそういう使い分けができるようになっているのも良いところです。

■グローブバッグもラインナップ


 GKグローブバッグが商品化されていないメーカーも多いですが、ガビックでは日々の持ち運び用に的確な作りになっているグローブバッグがしっかりラインナップされています。これはGKのために本気で向き合って商品作りをしている証拠でもあります。バッグの側面がメッシュになっていて通気性があり、パーム同士が重ならないように片手ずつ収納できるようになっています。グローブのケア用品を収納できるポケットも用意されていて、これさえあれば、持ち運びに困りません。GKのことを真摯に考え、GKのために真剣になって日本発のモノ作りをやり遂げているところに好感が持てます。こういう気配りは純粋に一人のGKとしてうれしいです。

■非常に優れたコストパフォーマンス


 最近のGKグローブは定価が徐々に高くなってきている傾向があり、中には2万円台や2万円台後半のGKグローブもありますが、ガビックの『マトゥー 壱 掴』シリーズはトップモデルの『混』で定価9000円という価格設定になっています。中高生でも買いやすい価格なのはうれしいところだと思いますし、決して安いだけでなく、日本人専用の手形を採用することでフィット感もパームのグリップ力も良く、プロのGKも納得して使用しているぐらい使い心地も良いです。これで定価9000円というのはコストパフォーマンスが非常に優れていると言えるでしょう。

■自信を持ってオススメできるGKグローブ


 自分は小学生の頃からGKで、長年、GKグローブの販売にも携わってきましたが、今回の『マトゥー 壱 掴』シリーズは私が自信を持ってオススメできるGKグローブです。日本人の手形を採用した完全日本人用のGKグローブというのは他メーカーにはない、ガビックならではのストロングポイントだと思います。この機会に今、使っているGKグローブが本当に自分の手に合っているかどうかを見つめ直してほしいです。サッカーショップで試着してみれば、ガビックのGKグローブの良さはすぐに分かるでしょう。日本発、日本人仕様、日本人のためのGKグローブ、それが『マトゥー 壱 掴』シリーズです!

#マトゥー #纏え

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