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天国から地獄へ…グリーズマンが“CL史上初”の選手に

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アトレティコ・マドリーFWアントワーヌ・グリーズマン

 アトレティコ・マドリーFWアントワーヌ・グリーズマンは天国と地獄を味わうことになった。

 19日に行われたUEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)グループリーグ第3節でリバプールと対戦したアトレティコ。前半8分にFWモハメド・サラー、同13分にMFナビ・ケイタに決められて早々に2点のビハインドを背負ってしまう。

 しかし、ここからグリーズマンが魅せた。まずは前半20分、MFコケのシュートを巧みに触れてゴールに流し込み1点目。さらに同34分にはFWジョアン・フェリックスのパスから一気にPA内に侵入すると、左足のシュートをねじ込んで試合を振り出しに戻した。

 勢いをもたらす2ゴールでチームを蘇らせたが、後半7分に悲劇が待っていた。浮いたルーズボールをマイボールにしようと上げた左足が、前方から迫っていたFWロベルト・フィルミーノの顔面を直撃。主審は迷わずにレッドカードを提示した。

 データサイト『Opta』によると、1試合で2得点を奪って退場となった選手は欧州CL史上初となったようだ。

 なお、グリーズマンが退場して1人少なくなったアトレティコは、後半33分にサラーに決勝点となるPKを決められて2-3で敗れている。

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