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インテルに敗戦のバルセロナ、シャビは判定に憤激「激怒している。不当だ。理解ができない」

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バルセロナシャビ・エルナンデス監督

 バルセロナは4日にチャンピオンズリーグ・グループC第3節、敵地ジュゼッペ・メアッツァでのインテル戦に臨み、0-1の敗戦を喫した。シャビ・エルナンデス監督は試合後、後半ロスタイムにインテルのハンドを取られなかったことへの憤りを表している。

 前半終了間際にMFハカン・チャルハノールの先制点を許したバルセロナは、その後インテル陣地で試合を進めたものの効果的な攻撃を見せられず。それでも、同点に追いつくチャンスはあった。67分にはFWウスマン・デンベレのクロスからMFペドリがネットを揺らしたものの、ゴール直前のA・ファティのハンド取られてゴールと認められず。その一方で後半ディショナルタイムには、DFデンゼル・ダンフリースのハンドがあったように見えたが、こちらのハンド及びPKは取られなかった。

 試合後、スペイン『モビスタール・プルス』とのインタビューに応じたシャビ監督は、終了間際のハンドが取られなかったことへの怒りを隠さなかった。

「自分たちが経験せざるを得なかった状況に憤慨、激怒している。激怒以外の言葉が見つからない。不当だよ。昨日、審判は説明することが必要だと言っていたはずだ。私たちは何も理解ができていない。このスポーツにおいてとても重要な存在である審判は口を開かなくてはいけない。もっと人間的になる必要があるんだ」

「自分が下したわけではない決断について、私が話す必要はないだろう。私にとってハンドは明確だった。審判は説明しなくてはならない。彼らの決断が決定的だったのだから。アンスのハンドでゴールを取り消したなら、もう一つのハンドも正当なはずだ。理解ができないよ」

 また自チームのパフォーマンスについては、修正すべき点が多々あったとの見解を示している。

「目覚めたのが遅かった。最後には彼らを攻め立てたもののチャンスをゴールにつなげられなかった。インテルがエリア外からのシュートを長所としているのは分かっていたんだ。私たちに残されているのは、3試合の決勝戦となる」

「私たちはサイドでスペースを手にしようとした。ハフィーニャとマルコスで2対1の状況を生み出してね。しかし、ボールを回すことが難しかった。終了までの30分間はウスマン(・デンベレ)とセルジ・ロベルト、アンスとバルデがより開いてプレーしたことで改善はしたんだが……。彼らは5-3-2のシステムでうまく守り、スコアもしっかり管理していた」

「私たちはチャンピオンズが求めるプレーリズムを欠いていた。前半は適切なレベルになかった。プレーの決断力を欠いていたし、話してはいたんだがエリア外からもっとシュートを打ってもよかった。悲しいよ。私たちは少なくとも引き分けに値した。CLで2敗を喫したのは私にとって重苦しいことで、もっと自分たちに厳しくなければいけない」

「この敗戦に不安を覚えているのは確かだ。バイエルンの勝ち点が9で、インテルが6で、私たちが3。状況は難しく、それでもグループステージ突破を目指さなければならない。私たちが立ち向かうべき現実は、ホームでの絶対的に重要な2試合に勝つことであり、そのためにはよりインテンシティーとプレーリズムを手にする必要がある」

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