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[関東]法政大が2度の活動停止からようやく開幕戦…PK失敗や退場者出す大敗も井上平新監督「選手たちは頑張ってくれた」

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[5.14 関東大学L1部第6節 法政大0-4拓殖大 保土ヶ谷]

 リーグ開幕から1か月半。法政大がようやく今季初戦を迎えた。

 法政大は3月28日に部員数名が新型コロナウイルス感染症の陽性判定を受けたことを公表。天皇杯予選となる東京都サッカートーナメントの棄権と、リーグ開幕戦の延期を決定すると、4月18日にも部員が陽性判定を受けたことを明かし、再び活動停止に追い込まれていた。

 4月29日になってようやく活動を再開させていたが、試合勘を取り戻すことが容易でないことは、想像に難くない。2試合の練習試合をこなしていたが、公式戦初戦は0-4の惨敗。PK失敗や退場者が出るなど、散々な内容だった。

 井上平新監督にとっては、初陣にもなっていた。「試行錯誤しながらやってきたが、チームとして、組織として、できていないところがあった」と言葉を選びながら慎重に話すと、「こういう結果になりましたけど、選手たちは頑張ってくれた。今も限られた人数の中でやっているが、次は水曜日。何とか勝てるようにやっていきたい」と口元を引き締めた。

(取材・文 児玉幸洋)
●第96回関東大学L特集

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