beacon

[関東]明治大の前期首位折り返しが決定!早稲田、流経は降格圏で後期へ:第11節

このエントリーをはてなブックマークに追加

明治大が馬場惇也のゴールなどで筑波大を下した

 JR東日本カップ2022 第96回関東大学サッカーリーグ戦1部の第11節が18日に行われた。

 15日の前節で今季初の首位に立った明治大が、前期の首位折り返しを決めた。筑波大に2-0で勝利し、1試合未消化ながら勝ち点2差で追っていた2位の東京国際大順天堂大と0-0で引き分けたことで、勝ち点差を4に広げた。

 明大は開幕戦で東国大に0-4で敗れ、まさかの大敗スタートになっていたが、そこから4連勝を含む8勝1分1敗と堂々の成績を残した。

 栗田大輔監督は守備面の安定が好成績に繋がっていると分析する。「失点を年間で20未満で抑えようと言っていて、そこが8で終わった。開幕戦0-4から始まっている中で、残りの10節を失点4で終えたことは頑張ったと思う。それと前期の目標だった勝ち点25を達成できたというところが大きい」とイレブンの成長に目を細めた。

 延期となっている試合を数試合残すが、明大はこれで前期の全日程を終了。後期リーグの再開までに、アミノバイタルカップ(総理大臣杯予選)と総理大臣杯が行われる。総理大臣杯で19年まで5年連続決勝に進出していた明大だが、2年ぶりの開催となった昨年度はアミノバイタルカップで敗退。主将のDF林幸多郎(4年=鳥栖U-18)ら怪我人が出ていることに若干の不安を残すも、指揮官は「欲をかかずに一戦一戦戦って、本戦の出場を目指したい」と、まずはアミノバイタルカップでの一戦必勝を誓っていた。

 3位の東洋大国士舘大に0-1で敗戦。4位の拓殖大桐蔭横浜大に2-3で競り負けた。ただし3位の東洋大から8位の筑波大までは勝ち点2差にひしめき合う展開。そして5位の桐蔭大と7位の法政大が2試合、8位の筑波大が1試合の未消化を残しており、上位で前期を折り返す可能性も十分に残している。

 一方、下位の争いでは、前節で最下位に沈んだ流通経済大は、駒澤大に1-2で敗戦。後半39分にDF根本健太(2年=東京学館高)のゴールで1点を返したが、反撃が遅かった。勝ち点は7で最下位での折り返しが決定。また法大に0-2で敗れた早稲田大も勝ち点7で降格圏の11位で折り返すことになった。
順位
チーム
勝点
試合
得点
失点
得失
1
48
22
15
3
4
44
23
+21
2
40
22
11
7
4
41
21
+20
3
37
22
11
4
7
29
23
+6
4
36
22
11
3
8
35
24
+11
5
36
22
10
6
6
33
32
+1
6
33
22
9
6
7
40
25
+15
7
31
22
9
4
9
32
26
+6
8
31
22
9
4
9
39
39
+0
9
23
22
6
5
11
29
54
-25
10
21
22
5
6
11
26
40
-14
11
17
22
4
5
13
22
40
-18
12
14
22
3
5
14
17
40
-23

【第11節】
順天堂大 0-0 東京国際大

流通経済大 1-2 駒澤大
[流]根本健太(84分)
[駒]須田晃輝(19分)、小島心都(72分)

明治大 2-0 筑波大
[明]田中禅(20分)、馬場惇也(90分+4)

法政大 2-0 早稲田大
[法]吉尾虹樹(4分)、高橋馨希(90分+1)

国士舘大 1-0 東洋大
[国]古川真人(58分)

桐蔭横浜大 3-2 拓殖大
[桐]中野就斗(29分)、寺沼星文(47分)、笠井佳祐(59分)
[拓]下口竜空(45分+1)、三浦敏邦(58分)

●第96回関東大学L特集

TOP