東京都大学サッカーリーグ1部は16日に延期分の各試合を開催し、全日程を終了。17勝1分4敗で勝ち点52を積み上げた山梨学院大が2シーズンぶり4度目の優勝を果たし、創部初の関東大学サッカーリーグ参入を決めた。得点王は同大学FW平河悠が受賞している。

　平河はコロナ禍で変則開催となった2020年に、2年生ながら同リーグ得点王を受賞。翌年9月にFC町田ゼルビアへの23シーズン加入が内定すると、勢いそのまま2シーズン連続で得点王に輝いた。また、同年のJ2最終節・新潟戦では町田の特別指定選手としてJリーグデビューを果たしている。

　迎えた大学最終シーズン。町田での出場機会を増やし、今季ここまでJ2リーグ16試合2得点を記録しながら、都1部でも実力を発揮。21ゴールを決め、3シーズン連続での得点王に輝いた。

　大学公式サイトを通じて「目標であった、『優勝と3シーズン連続得点王』を達成でき、チームメイトには感謝の気持ちでいっぱいです」とコメントした平河。関東2部/3部のどちらで来季戦うかが決まる関東大学サッカー大会に向け、「今シーズンの最大目標である関東大学リーグ〔2部〕昇格達成できるようチーム一丸となって準備していきたいと思います」と意気込みを述べた。

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