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日本代表MF相馬勇紀の大学恩師…早稲田大・外池大亮監督が退任、2018年から5年間を指揮

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外池大亮監督

 早稲田大のア式蹴球部は22日、外池大亮監督(47)の退任を発表した。

 元Jリーガーでもある外池監督は、プロキャリアを終えた後に広告代理店勤務やテレビ番組制作に携わった後、母校である早大の監督に2018年から就任した。前年度に1部昇格を果たしたチームを、自身の初年度で関東大学リーグ1部優勝まで導き、19年度には残留達成。20年度はリーグ戦やアミノバイタルカップで準優勝、全日本大学サッカー選手権(インカレ)で3位入賞を果たしていた。

 だが、今シーズンは順位が低迷。リーグ戦を最下位で終え、5年ぶりの2部降格が決まっていた。

 Jリーガーを多く輩出している早大で、今季は史上最多となる9名(4年7名、3年2名)のJリーグ内定が決定。カタールW杯の日本代表メンバーにも選出されたMF相馬勇紀も4年次に外池監督の指導を受けていた。

 チームの公式サイトを通じ、外池監督は「今年で、私自身と4年生のア式蹴球部での壮大な挑戦は幕を閉じますが、下級生含めこれからア式の門を叩いてくる若者たちの更なる挑戦と学ぶ姿勢を楽しみにし、私自身これからも自分らしく、存在意義と向き合いながら人生を切り拓いていきたいと思います」と思いを語る。

 また、「多くの方々に支えられ、たくさんの応援に力をいただき、様々な人たちと交歓できた5年間でした。皆さん、5年間本当にありがとうございました。少し早いですが、よいお年をお迎えください」と感謝を伝えた。

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