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平山相太監督率いる筑波大が第1回日韓新人戦を5発快勝!「期待を感じる。結果を出せるように」

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日韓新人戦初代王者に輝いた筑波大イレブン

[3.20 第1回大学日韓新人戦 筑波大5-1仁川大 浦安]

 大学1、2年生で戦う第1回大学日韓新人戦が20日、ブリオベッカ浦安競技場で行われ、平山相太監督率いる筑波大が仁川大に5-1で勝利した。

 チーム力の高さを印象づけた。昨年末の新人戦を優勝したことで、この日の試合を迎えた筑波大だが、MF角昂志郎(2年=FC東京U-18)が21日に行う日韓定期戦に出場する日本大学選抜に選ばれているために不在。MF竹内崇人(2年=広島ユース)も怪我のために欠場と、複数の主力がいない戦いになっていた。

 しかし見劣りしないメンバーがスタメンに並ぶ。GKは佐藤瑠星(1年=大津高)。DFラインは右から沖田空(2年=鹿島ユース)、福井啓太(2年=大宮U18)、諏訪間幸成(1年=横浜FMユース)、安藤寿岐(1年=鳥栖U-18)。MF加藤玄(1年=名古屋U-18)とMF高山優(2年=筑紫丘高)がダブルボランチを組み、攻撃的なMFは右から山内大輔(1年=湘南高)、田村蒼生(2年=柏U-18)、山崎太新(1年=横浜FCユース)。そしてFWに半代将都(2年=大津高)が入った。

 立ち上がりこそ安定感を欠いたが、やはり主導権は筑波大が握っていく。そして前半22分、右サイドでCKを獲得すると、田村のキックをニアで沖田が落とす。ゴール前の混戦を半代が押し込んで、先制点が決まる。同39分に田村が左から切り込んで放ったシュートは枠右に外れたが、同42分、半代がエリア内でプレスをかけて高山優がカット。こぼれたボールを再び半代が右足で流し込んで、リードを広げる。

 後半に入ってもすぐに筑波大は田村が左に流したボールを山崎がシュート。DFにブロックされてこぼれたボールを山内大が落ち着いて蹴り込んで3点目を奪う。後半16分には田村が自ら獲得したPKを決めて4点差に広げると、同23分には相手FWのファン・デヨンが2枚目のイエローカードで退場。筑波大としては大勢が決したあとに1点を返される反省点も残ったが、半代にハットトリックとなるゴールが決まったこともあり、シーズン最初の公式戦ということも加味すれば、納得の行く結果になった。

 平山監督は「選手たちには日本を大学して戦おうという話をしていた」と期待に応えたイレブンに目を細めると、今季は関東大学リーグなど、トップチームの試合で実質的な指揮を執ることもあり、「たくさんの人に期待されていると感じている。その期待にどう応えるかは結果しかない。(これからも)いい結果を出せるようにしたい」と改めて気を引き締めた。

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