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[コマスポ]駒大がジェフに4-1快勝

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[10.4 練習試合 駒大4-1千葉 姉崎]

 駒大は4日、J1ジェフユナイテッド千葉と千葉・市原市内のフットパーク姉崎で45分×2での練習試合を実施。計4-1で勝利した。

 1本目、駒大はリーグ戦に出場する主力メンバーが中心。慶大戦で出場停止だった中山友規もCBで先発した。対する千葉は、3日の浦和戦に途中出場や出場しなかったメンバーが中心。2トップは新居辰基とネットバイアーノとなった。

 試合開始直後から駒大の棗佑喜佐藤佳成の2トップを中心に前線からボールを追い、しっかりとコースの限定ができていた。特に棗はロングボールを頭でそらしてチャンスを演出。また1年生の左MF湯澤洋介は、得意のスピードに乗ったドリブルで左サイドを制圧し、対面した和田拓三を圧倒した。

 試合が動いたのは24分、その湯澤が左サイドから中へドリブルで持ち込みゴール右へ流し込んだ。前期リーグから出場していた湯澤は、これまでドリブルでボールを運ぶまでは良かったが、そこからシュートを打てるかが課題だった。このゴールは、夏を通してしっかりと成長したという証になった。

 1本目は、さらに43分に酒井のミドルシュートを相手GKに弾かれたところを田中信也が詰めて2‐0での勝利となった。

 2本目の駒大は、田中以外のメンバーを入れ替えて2、3年中心のメンバーで挑んだ。1本目とは変わって、序盤は千葉が米倉恒貴を中心に細かいパス回しでリズムを掴むが、駒大の守備陣が粘り、決定的なチャンスには至らせない。

 しかし16分、ゴール中央で縦へのくさびを受けた新居が、裏から追い越した太田圭輔にパス、それを右足で決め先制を許す。

 だが、駒大は諦めない。26分右クロスから那倉が頭で合わせ1-1同点。その後は駒大がスピードで圧倒しペースを掴む。このまま終了かと思われた44分、またも那倉が体を張りPKを獲得。そのPKを山中淳樹が1度は弾かれるも何とか押し込み、土壇場で2-1逆転勝ち。プロ相手に堂々の勝利を飾った。

 この試合を通して、駒大はプロ相手にヘディングの力、攻守においての粘り強さに手応えを得た。この勝利でさらに、10月17日の明大戦(川口)に向けて勢いをつけた形となった。

(文 駒大スポーツ・東條貴史)

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