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[コマスポ]17日に激突。駒大-明大戦プレビュー

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 第83回関東大学サッカーリーグ1部・後期第17節は17日、埼玉・川口市青木町総合運動場で午後1時50分から、明大‐駒大が行われる。駒大は16節の慶大戦で、87分に三島康平の自ら獲得したPKで先制するも、逆にロスタイムのPK失点で勝利を逃した。その駒大の今節の相手・明大は現在3位とさらに手強い相手だ。

 この中断期間、駒大は4日にJ1ジェフユナイテッド千葉と練習試合を行い4‐1とプロを相手に快勝した。さらに、11日には千葉ユースとも練習を行い、レギュラーメンバー中心の1本目は4‐0と、高校生相手とはいえ駒大は、好調を維持していると言えるだろう。

 対する明大はこの中断期間中に1つの大きな快挙を成し遂げている。天皇杯2回戦でJ2湘南ベルマーレに1‐0と駒大同様、こちらもプロを撃破している。

 そんな明大の要注意選手は山田大記久保裕一とお馴染みの選手はもちろんだが、ここで新たに挙げたいのが先日の湘南戦で得点を挙げた三田啓貴だろう。山田が左サイドをドリブルで持ち込み、中のクロスに合わせて決勝点を挙げて、三田も勢いをつけている。さらに、GKの笠原は湘南の猛攻の中で、ファインセーブを連発。上級生と下級生がうまく調和してきている明大は隙がない印象だ。

 その点では駒大も負けていない。キャプテンの中山友規を筆頭に、今季の駒大の成長を支える酒井隆介、笠井雄太をはじめとした3年生や、湯澤洋介のようなスーパールーキーの出現と、もはや明大にとって開幕戦に当たった駒大ではないはずだ。さらに前節で戦列復帰を果たし、PKでの得点で結果を残している三島康平も試合のキーマンとなるだろう。

 現在明大との勝ち点差は「5」。ここで「2」にするか、それとも「8」にされるのか。良くも悪くも今季の駒大を大きく左右する一戦となる。駒大イレブンの奮闘に期待したい。

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(文 駒大スポーツ・東條貴史)

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 また17日は、陸上競技部が箱根駅伝の予選会となる第86回東京箱根間往復大学駅伝競走に参加します。駒大は前回王者ながら13年ぶりにシード落ちと苦しい状況です。みなさんの応援をお待ちしております。場所は国営昭和記念公園周辺(最寄駅はJR立川駅、西立川駅)で午前9時スタートです。

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