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[コマスポ]関学大戦プレビュー。身長差を活かして空中戦勝負!

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-空中戦を制しベスト4を目指せ!-

 第58回全日本大学サッカー選手権は23日、江戸川陸上競技場で午前11時30分から駒澤大学-関西学院大学が対戦する。

 「久々にたくさん点を取ったし、ディフェンスもゼロに抑えた」とやや満足げに秋田浩一監督が振り返るように、1回戦を4-0で快勝し、順調な滑り出しを見せた。だが、油断は禁物。準々決勝で対戦する関西学院大学(関学大)は、関西リーグを17失点の最少失点、そして関西リーグを制覇して勝ち上がってきた強敵だ。

 関学大の1回戦は、初戦の広島修道大学に前半はエンジンがかからず苦戦した。後半はキレの良い攻撃を見せるが、得点には至らず何とかPKで勝ち上がってきた。そんな関学大の要注意人物は、185㎝のFW村井匠。初戦に先発フル出場して関学大攻撃の起点になっていた。

 さらにDFの飯田洋介は、広島修道大の攻撃陣を高い技術で守り通した。1回戦はインフルエンザの影響で欠場したが、志田野雄一朗阿部浩之も出場となれば厄介な存在となることが予想されるが、今回も欠場の可能性がある。

 志田野、阿部の両選手が欠場すると仮定すると、駒大は村井を抑えるかがカギになるだろう。村井には駒大DF中山友規とのマッチアップが予想されるだけに見物である。

 攻撃陣は2得点で復活を遂げたFW三島康平を中心に組み立てることが予想されるが、ここで注目されるのが、関学大の上背があまりない点ではないか。

 駒大の登録選手平均身長が177.6㎝なのに対し、関学大は173.3㎝。4㎝以上の差があるだけに、まずは空中戦で主導権を握ることが駒大にとって試合を優位に運ぶ大前提となるだろう。

 さらに、違った点からこの試合を見ると、関西学院大学を率いる元日本代表監督の加茂周監督、対する過去数々のJリーガーを輩出している駒大の秋田監督との「名将対決」にも注目したいところだ。

 駒大ディフェンス陣の中山を中心に起点を潰し、1回戦好調だったMF山崎健太、三島が勝負を決め、1回戦の勢いそのままに今夏の総理大臣杯を超えるベスト4入りを決めたい。

(文 駒大スポーツ・西山裕之)

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