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[コマスポ]駒大-法大プレビュー。棗らFW陣が爆発し水沼・法大を下せるか

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-開幕戦の勢いのまま連勝目指せ!-

 第84回関東大学サッカーリーグ1部は18日、西が丘サッカー場で午後1時50分から駒大-法大が行われる。11日に4年ぶりの開幕戦勝利を果たした駒大。昨季からのレギュラーメンバーと今季から出場を果たした新たな力が融合し、これからの試合にも大きな期待を持たせた内容だったが、今節の対戦相手の法大にも新星駒大を見せつけられるかに注目が集まる。

 駒大には昨年の序盤戦には見られなかった“期待感”が試合後に広がっていた。それは、スーパールーキー碓井鉄平の出場である。金正也主将も「やろうとしていることをすぐに理解してくれたので問題なくできた」と碓井の順応の早さを評価していた。さらに2トップの下に入りながらもチーム最多の5本のシュートを放ち、「自分が駒大サッカーを変えるんだ」と言わんばかりの大きなインパクトを残した。

 攻撃陣では碓井ばかりが注目された開幕戦だったが、まだまだ攻撃スタイルの構築には改善点が見られる。秋田浩一監督も試合後に「まだFW(この日は棗佑喜、馬込司)のシュート意識が少ない。まだ“シューター”になりきれてない」とFW陣には満足していない様子だ。

 そのFW陣も新たな力が台頭してきている。今週水曜日のJrリーグ成蹊大戦では田中信也が2得点。さらにルーキーの畦地健太も得点とFW陣も全体的に好調を保っているようだ。

 守備陣も開幕戦、無失点で切り抜けた。まだ相手リスタート時の集中力など、修正点も多く露呈したが、林堂眞、亀井秀将の新CBコンビが、筑波大エース瀬沼優司を完全にシャットアウトするなどCBの代役にもひとまずめどが立ったといえる。

 対する法大だが、昨季の川勝良一監督から、今季はかつてマリノスでプレーした水沼貴史新監督で昨季10位からの反撃を狙っている。開幕前の記者会見で法大の照井博康総監督は「今季、水沼監督になって攻撃的でスピーディーなチームに仕上がっている」と手ごたえを得ている。だが駒大は、昨季の前期7-1、後期は1-0と2勝を挙げている相性の良い相手でもあり、序盤で開幕戦のようなゲーム運びができれば、駒大は、試合を優位に運べることになるだろう。

 開幕戦を勝利した4年前でも、開幕2連勝は成し遂げられていない。「常勝復活」を目指す駒大は、法大を圧倒し、連勝スタートを切れるか。

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(文・駒大スポーツ 東條貴史)

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