beacon

[コマスポ]駒大、連勝ならず。ルーテル出身FW山本を投入も・・・

このエントリーをはてなブックマークに追加

-ディフェンス面に課題残し、連勝ならず-
 第84回関東大学サッカーリーグ第2節、駒大-法大の試合が国立西が丘サッカー場で行われ、駒大は1-2で敗れた。前節、筑波大を2-0で破り勢いに乗る駒大と、0-3で明大に敗れているため連敗は避けたい法大という状況の中、駒大は開幕戦同様先制したが、逆転負けを喫した。
 試合は前半11分に早くも均衡が破られる。後方からのパスを受けた馬込司がドリブルでペナルティーエリア内に侵入、法大DFもたまらずファールを犯しPKを獲得。これを金久保彩が、相手GKに弾かれたこぼれ玉を押し込み開幕戦同様に先制。だが、4分後に駒大ディフェンス陣のミスを突かれ、早々に同点とされてしまう。
 法大はその後、細かいパス回しからボランチの米田賢生を起点にグラウンドをワイドに使う展開を繰り返し、駒大を左右に揺さぶりながら攻め立てられ、劣勢の時間が続く。これについて主将の金正也は、「運動量が落ちてしまい出足が遅くなった、相手に先に触れられる場面が増え、後手に回ってしまった」と原因を語った。
 後半は61分にドリブルを得意とする湯澤洋介奥村情に代え、サイドの劣性を跳ね返そうと試みるが、7分後にアクシデントで交代(僂錣辰東詞・・諜蚕僂僕イ譴・・・・阿煉{山本大貴|山本大貴(11114)}}(ルーテル学院高出身)を同じ場所に投入し、攻勢に転じたが75分にFKから失点し勝ち越しを許してしまう。
 逆転後は、本来の調子を取り戻し縦にボールが多く入り、次第に攻撃の形が見えだす。これについて秋田監督は「逆転されてから(いつもの形が)できるようになった。だが追い付こうと思ってからやるようではダメ」とこぼした通り、エンジン全開になった時間が遅すぎた。終盤は最前線に棗佑喜肝付将臣、山本と高さのある3枚を並べパワープレーを仕掛けて同点ゴールを狙いにいくが、法大の固い守りをこじ開けることができず、1-2で終了。連勝とはならなかった。
 開幕連勝とはならなかった駒大。秋田監督も「(今日は)戦えないというか、頑張れないという印象」と深刻に話した。同時に課題として挙げたのがディフェンス面。「CBなんかも忠実にやれれば良いのだが指示の面での声も足りていない。その辺を含めて修正していきたい」と早急の立て直しを誓った。「戦う気持ち」にディフェンス面、駒大にとって、攻守両面に課題を突き付けられた試合となった。
<写真>2失点目を喫する場面
▼関連リンク
大学サッカー
関東1部L特集
(文・駒大スポーツ 田中幸生)
(撮影・同 白瀬忠意)
PR:この度、駒大スポーツでは今、流行のつぶやきサイト「Twitter」で試合の速報、さらに試合内外で見つけた細かな話題をつぶやいております。「koma_football」で検索して、ぜひフォローをお願いします。

TOP