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[ケイスポ]慶應義塾大、中央大にリベンジ許す

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[慶應スポーツ ゲキサカ版]
[6.12 関東大学1部第10節 慶應義塾大 1-2 中央大 西が丘]

 第84回関東大学サッカー1部リーグ第10節が12日、西が丘サッカー場などで行われ、慶應義塾大は前週に総理大臣杯関東代表決定戦にて勝利した中央大に1-2で敗れ、中大にリベンジを許す形となった。

 慶大は序盤、中大にボールを支配されるも主将の三上佳貴(4年=藤枝東高)を中心とした、集中したディフェンスで流れを引き寄せる。すると前半17分右サイドのMF加美義人(4年=済美高)から、見事な動き直しでフリーとなったFW深澤良(4年=清水東高)に浮き玉のパスが通り、ボレーシュート。これがニアサイドに見事に決まり慶大が先制する。

 このスーパーゴールで勢いに乗るかと思われたが、次第に運動量が落ち、中大の後方の選手の飛び出しを捕まえられなくなっていく。すると28分、飛び出してきた中大MF永木亮太(4年=川崎U-18)に対し、田中奏一(3年= FC東京U-18)がスライディングもファウルを取られPK。これをFW安柄俊(2年=東京朝鮮高)がゴール右に冷静に決め1-1の同点。このまま前半を折り返した。

 ところが「立ち上がりがもったいなかった」(イ・ウヨン監督)という言葉通り、後半2分、後方のフィードから裏に抜け出したU-21日本代表FW林容平(3年=浦和ユース)にボレーシュートを決められ勝ち越しを許す。慶大は川久保理(2年=國學院久我山高、写真)や日高慶太(3年=桐蔭学園高)など、攻撃的な選手を次々に投入し同点を狙うも、終始中大にペースを握られ、このまま試合終了。球際や競り合い、攻守の切り替えなど「基本的なところが出来ていなかった。」(イ・ウヨン監督)とまだまだ発展途上の慶大。そんな中次節は、「負けると下も見えてくる」(三上主将)勝負の国士館戦。いい形で勝利し早慶戦、総理大臣杯に繋げたいところだ。

(取材・文 慶應スポーツ新聞会)


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