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[京産アスレ]京産大、大一番で敗戦。後期で巻き返しへ!

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 関西学生サッカーリーグ第9節が27日、奈良産業大学信貴山グラウンドで行われた。既に1敗を喫して崖っぷちの京産大は、首位・大体大との大一番に挑んだが、1-3で敗れてしまった。

京産大1-3(前半0-2)大体大

<京産大メンバー>
▽GK
吉田誠(G大阪Y)
▽DF
家彰利(龍野)
西口諒(野洲)
木谷良太郎(境)
53分→吉川拓也(守山北)
濱田太一(境)
▽MF
内匠亮太(履正社)
赤堀翔平(C大阪U-18)
41分→松田康佑(野洲)
冨田慧(野洲)
桑田康平(履正社)
60分→安藤俊輔(大分Y)
▽FW
小笠原侑生(愛媛Y)
中川裕介(徳島商)


 既に1敗を喫し、1部復帰に向けて絶対に落とすことのできない一戦。序盤から京産大は優位に試合を進める。今年初先発のMF内匠が右サイドからスピードを生かした突破を見せ、何度もシュートまで持ち込むが、いずれも枠を捉えることができない。

 すると徐々に流れは大体大に傾き、31分、34分と立て続けに得点を奪われてしまう。後半に入ってもこの流れを止めることができず、51分にもサイドから崩され、試合を決定づける3点目を奪われてしまった。

 その後、京産大はDF吉川とFW安藤を投入することでようやく勢いを取り戻し、61分にゴール前でのハイボールの競り合いから、こぼれ球をMF内匠が押しこんで一矢報いることに成功する。更に攻撃を続ける京産大だが、連携ミスや焦りから精度を欠き、大体大DFを崩すには至らず、そのままタイムアップ。

 この結果、首位と勝ち点4差の3位に転落。1年での1部復帰に向けて暗雲が漂う状態で、リーグ戦を折り返すこととなった。

 W杯で快進撃を続ける日本代表のように、サッカーではチームの団結と戦術の意思統一が欠かせないが、今の京産大からはそのどちらも感じることができない。後期リーグでの巻き返しに向けて、大きな変化が求められる。

以下試合後のコメント

●古井裕之監督
「相手のサイド攻撃を止められず、CBが外につり出されて薄くなった中央を狙われてしまいました。コミュニケーション不足など様々な要因で、自分たちのサッカーを見失ってしまったのが敗因です」


●FW10小笠原侑生
「前半に失点してしまい、難しい試合になってしまいました。下がってボールをさばいてリズムを作るプレーを求められていましたが、それによりゴールの近くでプレーする機会が少なくなってしまい、得点に絡むことができませんでした。全体的な技術をもっと高めていかなければと感じました」

(取材・写真 谷口達也)

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