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中国が韓国に土壇場逆転勝利で女子アジア杯制覇! 5大会ぶり9度目の快挙

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中国女子代表が快挙

 女子アジア杯は6日に決勝戦を行い、準決勝で日本女子代表(なでしこジャパン)を破った中国女子代表が韓国女子代表に3-2で勝利し、5大会ぶり9度目のアジア女王に輝いた。

 試合は韓国が先にスコアを動かす。前半27分、右サイドを駆け上がったMFイ・グンミンのグラウンダーのクロスにMFチェ・ユリが合わせて先制に成功。さらに、前半アディショナルタイム3分に韓国のエースMFチ・ソヨンがPKで1点を追加し、リードを広げた。

 2点のリードを許した中国は、後半に反撃開始。後半23分にPKでMFタン・ジャリィが1点を返すと、同27分には、右サイドを個人技で突破したタンのクロスにMFチャン・リンヤンが頭で合わせて同点とする。

 その後、スコアが動かないまま時間だけが過ぎていくが、延長戦突入かと思われた後半終了間際にドラマが待っていた。後半アディショナル3分、中国のDFワン・シャンシャンのスルーパスに抜け出したMFシャオ・ユイが右足を振り抜き、ゴールネットにシュートを突き刺した。中国が土壇場で逆転に成功。女子アジア杯は中国の優勝で幕を閉じた。

 同大会は2023年にオーストラリアとニュージーランドで共同開催される女子W杯の出場権をかけた重要な大会でもあり、優勝の中国のほか、韓国(準優勝)、日本(ベスト4)、フィリピン(ベスト4)、ベトナム(5位)の成績上位5か国が世界への挑戦権を手にした。なお、プレーオフでベトナムに敗れた台湾がW杯出場をかけ、大陸間プレーオフに回ることになっている。

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