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前代未聞の“ホワイトカード”が登場!? 主審が両チームスタッフへ提示した理由に反響「いい制度だね!」

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心温まるスポーツマンシップ(写真はイメージ)

 ポルトガルの女子カップ戦で主審が“白い”カードを提示し、話題になっている。

 前代未聞のホワイトカードはベンフィカ女子チームとスポルティング女子チームが対戦した前半45分に出された。サッカーで示されるカードは警告を意味するイエローカードと退場を意味するレッドカードの2枚が基本のため、非常に珍しいシーンだった。

 このシーンを報じた『ESPN』や『インディアン・エクスプレス』によると、ポルトガル連盟(FPF)と国際サッカー連盟(FIFA)が連携して試験的に導入したものだという。スポーツの場における倫理的価値の向上を目的に、フェアプレー精神に則った行為やスポーツマンシップ溢れる行為をした選手やスタッフに対して提示されるものだ。日本ではU-12年代以下の試合を中心にリスペクトある行為をした選手へグリーンカードを提示してフェアプレーを広める取り組みがあり、それに近いものだと考えられる。

 なお今回の試合では、体調不良者を救護した両チームのスタッフに対してホワイトカードが提示されている。ファンからは「心が温まります」「いい制度だね!」といったコメントのほか、「少年サッカーやってたときコート外に飛んでったボール走って取りに行ったらグリーンカードもらった」と自身の経験を伝える投稿もされている。

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