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W杯クロアチア戦のミスを振り返るカバジェロ「殺害予告が送られてきた」

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W杯でのミスを振り返るGKウィリー・カバジェロ

 チェルシーアルゼンチン代表GKウィリー・カバジェロは、ロシア・ワールドカップ(W杯)で犯したミスの影響で脅迫を受けたと明かした。

 2018年ロシアW杯において、アルゼンチンは守護神セルヒオ・ロメロをケガで欠いた影響もあり、カバジェロがNo.1GKとしてゴールマウスを守った。しかし、グループリーグ第2戦で同選手がバックパスの処理をミスしてアンテ・レビッチにボレーシュートを決められると、その後にも2ゴールを許してチームは0-3で完敗した。

 カバジェロは、アルゼンチン『TNT Sports』で「トト(エドゥアルド)サルビアにパスしようとしたけど、地面を蹴り、クロアチアのゴールに繋がるミスになった。ボールに予想外の力が働き、レビッチに渡ってしまった。僕がチップしようとしたように見えたかもしれないけど、そうではないんだ。人生の中であのようなことをを経験したことはない。相手2人が迫っていたから、浮かして遠くに蹴ろうとしただけだった」と振り返る。

 そして、その翌日から苦しい日々が始まったことを明かした。「ワールドカップでのミスがあった翌日から、良くない時間が始まった。みんなが僕の番号を手に入れ、殺害予告を含む過激なメッセージが送られてきた。僕は家族や将来をとても案じなくてはいけなくなった」

 クロアチア戦以降、カバジェロはフランコ・アルマーニに守護神の座を譲ることに。ホルヘ・サンパオリ監督の判断について同選手は「プレーと名誉を回復するチャンスを望んでいた。でも、ホルヘの判断を理解していた。それに、フランコは本当に良いプレーをしていた」と理解を示した。

 W杯の舞台でのミスにより、過去には元コロンビア代表アンドレス・エスコバルの銃殺事件が起き、またロシアW杯の日本戦で開始早々にハンドから退場を命じられたコロンビア代表カルロス・サンチェスにも殺害予告や誹謗中傷が殺到していた。

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