北京五輪アジア最終予選最終戦でU-22日本代表と戦うU-22サウジアラビア代表が試合前日の20日、試合会場の国立競技場で公式練習を行った。
　U-22日本代表の後に練習を行ったU-22サウジアラビア代表は、日本と同じく冒頭の15分間以外は非公開で最終確認を実施した。17日のカタール戦で退席処分を受けたナセル監督に代わり、オマルコーチが公式会見に出席。日本対ベトナム(17日)の映像をチェックするなど日本の分析を行ってきたというオマルコーチだが「作戦をオープンにすることはできない」と厳しい表情。日本戦で勝てば逆転で五輪切符を手にするという状況に「自分たちは勝たなければ(北京五輪へ)進めない。底力を見せたい。精一杯勝つようにしたい」と必勝を誓っていた。

(取材・文　吉田太郎)