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[12月11日 欧州CL総括]最終節快勝のR・マドリー、リバプールなどがGL突破!

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 欧州CLは11日、グループリーグ最終節6試合を行い、R・マドリー(スペイン)とオリンピアコス・ピラエウス(ギリシャ)、リバプール(イングランド)、FCポルト(ポルトガル)、シャルケ04(ドイツ)が新たに決勝トーナメント進出を決めた。

 C組首位のR・マドリーは、決勝トーナメント進出への望みを僅かに残すラツィオ(イタリア)と対戦。だがR・マドリーは前半13分、FWロビーニョ(23)からのパスを受けたFWジュリオ・バプチスタ(26)がペナルティエリア外からシュートを叩き込み先制。さらに15分にはFWラウル(30)が大会歴代最多得点記録を更新する通算59得点目となるゴールで加点した。36分にもロビーニョが追加点を決めたR・マドリーは前半で試合を決定付け、3-1で快勝。グループ首位で決勝トーナメント進出を決めた。
 また同組2位のオリンピアコス・ピラエウスはMFイエロクリス・ストルティディス(32)の全3得点に絡む活躍でブレーメン(ドイツ)に3-0で快勝。グループ2位を守り、9年ぶりの決勝トーナメント進出を果たした。

 A組首位のFCポルトはホームに勝ち点2差の4位・ベジクタシュ(トルコ)を迎え撃った。試合開始から攻勢をかけるポルトは前半終了間際、CKからMFルイス・ゴンサレス(26)が先制ゴール。さらに後半17分にはFWリサンドロ・ロペス(24)のパスで抜け出したFWリカルド・クアレズマ(24)が加点し、2-0で勝った。
 また勝ち点7で並ぶ2位・マルセイユ(フランス)と3位・リバプールとの一戦は第1戦で0-1で敗れていたリバプールがアウェーで雪辱。4-0で快勝した。リバプールは前半4分、ドリブルで中央突破したMFスティーブン・ジェラード(27)がPKを獲得。ジェラードのPKは一度GKに止められたが、リバウンドを落ち着いて決め先制した。11分には左サイドのMFハリー・キューウェル(29)からのパスを受けたFWフェルナンド・トーレス(23)がDF3人をかわす鮮やかなゴールを決めた。後半にも2点を加え勝ち点3を獲得したリバプールは、マルセイユをかわし2位浮上。FCポルトとともに決勝トーナメント進出を決めた。

 B組では前節まで最下位だったシャルケ04が逆転でグループリーグ突破を果たした。ホームに2位・ローゼンボルグBK(ノルウェー)を迎えたシャルケは前半12分、MFカルロス・ハビエル・グロスミューラー(24)のFKからFWゲラルト・アサモア(29)が決め、先制。勢いに乗ったシャルケは19分にもFWケヴィン・クラニー(25)とのパス交換から決定機を迎えたDFラフィーニャ(22)が2点目のゴールを決めた。その後DFのミスから1点を失ったシャルケだが、前半のうちに再びリードを2点とし、そのまま3-1で逃げ切った。また、すでに決勝トーナメント進出を決めているチェルシー(イングランド)対バレンシア(スペイン)の一戦は0-0で引き分けた。

11日の試合結果は以下の通り

A組
マルセイユ 0-4 リバプール☆
[リ]ジェラード、F・トーレス、カイト、バベル

☆FCポルト 2-0 ベジクタシュ
[F]ゴンサレス、クアレズマ

B組
☆チェルシー 0-0 バレンシア

☆シャルケ04 3-1 ローゼンボルグBK
[シ]アサモア、ラフィーニャ、クラニー[ロ]コネ

C組
☆R・マドリー 3-1 ラツィオ
[R]バプチスタ、ラウル、ロビーニョ[ラ]パンデフ

☆オリンピアコス・ピラエウス 3-0 ブレーメン
[オ]ストルティディス2、コバチェビッチ

(文 吉田太郎)

※☆は決勝トーナメント進出確定
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