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CWC準決勝後 アンチェロッティ監督(ミラン)会見

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[12.13 CWC準決勝 浦和(日本)0-1ミラン(イタリア) 横浜]

 FIFA クラブW杯は13日、横浜国際総合競技場で準決勝・浦和-ミラン戦を行い、0-1でミランが勝利し、決勝進出を決めた。
 以下、試合後、カルロ・アンチェロッティ監督(ミラン)の会見コメント。

<ミラン>
カルロ・アンチェロッティ監督

「浦和に対してスペースを与えず、カウンターをさせず、中盤で我慢した。そしてチャンスを待った。後半、相手が注意を怠ったときにチャンスになると思っていた」

― これがもっとも調子のいいミランだったのか?
「このような内容になると思っていた。簡単な試合になるとは思わなかった。前半はややスピードを欠いたが、90分間リズムはよかったと思う」

― 次のボカ戦については?
「もちろん、タイプの違うチーム。経験、歴史もあり、手強い相手。トロフィー獲得に向け、精一杯やるだけ。ボカは攻撃的なチーム。ディフェンスより、攻撃に力があると思う」

― ボカとの決勝も今日のような調子でやるのか?
「今日はカカの調子がよかったし、決勝でのカギはカカが握っていると思う。バロンドールを獲得したことで、高いモチベーションで臨めるはず」

― ピルロの出来があまり良くなかったのでは?
「彼には腹痛という問題があった。決勝ではフォーメーションを変える可能性もある」

― この大会で勝つことは重要か?
「この大会のトロフィーを取ることは、大きな意味がある。決勝も万全の準備で臨みたい。ボカは浦和よりも難しい相手になるだろう」

― 浦和があれほど強いと思っていたか?
「今日はスペクタクルですばらしい試合だった。浦和のサポーターの情熱も感じた。浦和の選手は信じられないくらい頑張っていたと思う」

― ジダの調子は100%だったか?
「100%ではなかったと思う。ワシントンのシュートにもよく反応していたし、自信を持ってやっていた」

― 後半、攻撃に出た、ハーフタイムに何か指示をしたのか?
「とくになかった。ただ、もう少しスピードを出せと伝えた」

― 両SBのヤンクロフスキ、オッドの出来には満足しているか?
「満足している。自分から動きを見せていたし、アタックで好機も作っていた」

(取材・文 武澤伸昭)

浦和対ミランの試合写真はCWC PHOTONEWSで掲載!

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