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「ハイテク」ボール、テストは順調

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[東京 13日 ロイター] 国際サッカー連盟(FIFA)のクラブワールドカップ(W杯)で試験的に使用されているマイクロチップを内臓したボールが、近い将来FIFAの大会で正式に採用されるかもしれないという。ボールを共同開発したアディダスとカイロスの担当者が13日、記者会見で語った。

 「ビオニック・ボール」と名付けられたこの球は、ボールがゴールラインを越えたかどうかを磁気センサーによって判断する。開発メーカーによると、これらの技術は現時点で正常に機能し、クラブW杯に出場した選手の反応も良いという。

 アディダスの担当者は、当初指摘されたマイクロチップがぐらつくという問題を解決するため、重力の7倍の力による圧力テストを行ったと明かした。

 FIFAは先に、100%の信頼性が証明されれば、2010年のW杯でこのボールを使用するとしている。

<写真>12月13日、FIFAのクラブW杯で試験的に使用されているマイクロチップを内臓したボール(写真)が近い将来FIFAの大会で正式に採用されるかもしれないという。2005年9月撮影(2007年 ロイター/Mariana Bazo)

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