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CL決勝チケット問題に続き…クロップがUEFAへ不満爆発「ネーションズリーグは最悪だ」

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ユルゲン・クロップ監督が不満をあらわに

 リバプールユルゲン・クロップ監督は、欧州サッカー連盟(UEFA)への不満をあらわにした。

 先日からUEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)決勝チケットの分配をめぐり、メディアを通じて非難の応酬が続くクロップ監督とUEFAのアレクサンデル・チェフェリン会長。7万5000枚のチケットのうち、2万枚ずつしかファイナリストのファンに行き渡らないことについてリバプール指揮官は不満を呈し、UEFA会長も組織としての立場を説明していた。

 そんな中、14日のFAカップ決勝を前にした会見でクロップ監督は再びUEFAを“口撃”。「彼(チェフェリン会長)は私にメールを送ってきた。私はチケットがもっとサポーターに行き渡るべきだと言って、彼が私に送ってきた説明はメディアで行ったものと同じだったと思う」と話し、不満を続けた。

「どのようなものだったかって?CLの93%の収益はクラブに渡り、UEFAは数ユーロしか手にしていないというもの。私は『わかった。しかし、このようなものは事前にもっと情報を持っておくべきものだ』と伝えた。常にそういった考えを準備しているわけではないが、私には私の意見がある」

「私がUEFAについて話す時、良い気分でいられない理由はネーションズリーグだ。今でもこの大会がフットボール界において最も愚かなアイディアの1つだと信じている。なぜなら、一部の選手は70試合以上をプレーしてきた。クラブで63試合や64試合、それに代表戦を加えて75試合になる。かなり狂っているね。大会のない時期にネーションズリーグをプレーしなければいけないから、選手たちはこの大会とともにプレーを続けていく」

「UEFAはCL決勝からもっと利益を生み出すべきだと思う。ネーションズリーグを廃止するためにね。もっとチケットを分配することが解決策になると思う。私にはすべての情報がないかもしれないが、これが個人としての考えだ」

 また、2024-25シーズンから導入される新フォーマットでのCLについてもクロップ監督は言及した。

「十分にこれを見る時間がなかったが、試合数が増えることはいつだって悪いアイディアだ。正直、いつだってバッドだね。頻繁にこの話をしているが、誰も興味を持たないのは明らかだ。詳細を見る時間がなかったが、以前からこの計画については知っていた。ただ、私には意見を持つ時間がなかった」

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