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イングランド代表史上初の歴史的大敗に…主将ケイン「忘れたい夜だが、黙って受け止めて前へ進む」

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大敗にも前を向くFWハリー・ケイン

 イングランド代表主将のFWハリー・ケインは、ハンガリー代表戦の大敗への失望をあらわにするもワールドカップに向けて前を向いた。

 14日に行われたUEFAネーションズリーグのリーグA・グループ3第4節で、イングランドはホームでハンガリーと対戦。開始早々に先制点を許したイングランドは、70%近いポゼッションを記録するもゴールが遠い。すると後半25分以降にはさらに失点を重ね、DFジョン・ストーンズが退場となって数的不利にも陥り、終わってみれば0-4で完敗を喫している。

 データ会社『Opta』によると、イングランドがホームで4点差以上で敗れるのは、1928年3月のスコットランド戦以来94年ぶりのことに。さらにホームゲームで無得点かつ4失点以上での敗戦は、イングランド代表史上初の失態となった。

 ワールドカップイヤーでの歴史的な大敗を受け、主将のケインは試合後にイギリス『チャンネル4』で「失望的な夜になった。前半僕たちは得点のチャンスを作ったけど、それを活かせなかった。0-2になってからの後半は受け入れられるものではない。でも、パニックになる時ではないし、顔を上げて、9月にさらに強くなって帰って来なければいけない」と話し、以下のように続けた。

「僕たちにとっての初めての大敗だ。忘れたい夜になったけど、黙ってこの結果を受け止めて、前進しなければいけない。ワールドカップで成功するためにしっかりと準備しないといけないし、このトレーニングキャンプから多くのことを学ぶことになる」

「我々はこの60年間で最初のファイナルを戦い、ワールドカップ準決勝に進んだということ忘れてはいけない。ファンのフラストレーションは理解しているけど、ワールドカップでの成功を手にするためにこれからも取り組んでいく」

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