バルセロナは4日、チェルシーからデンマーク代表DFアンドレアス・クリステンセン(26)が加入することで合意に達したと発表した。契約期間は2026年6月30日までの4シーズンとなり、契約破棄金は5億ユーロ(約708億円)に設定。ミランから獲得したMFフランク・ケシエ(25)に続き、今夏2人目の補強となる。

　クリステンセンは16歳だった2012年に母国クラブからチェルシーに移籍。トップチームデビュー後には、ボルシアMGへの期限付き移籍も経験した。チェルシーでは公式戦通算160試合に出場し、UEFAチャンピオンズリーグ、UEFAヨーロッパリーグ、FIFAクラブワールドカップの優勝などに貢献。先月末に契約満了による退団を表明していた。

　バルセロナはクラブ公式サイト上で「188cmの長身を誇るクリステンセンは、空中戦に優れるパワフルなセンターバック。技術的に優れ、ボール扱いもうまく、4バックに完璧にフィットする選手だ」と紹介。センターバックの駒不足を補う存在として期待がかかる。

---

●ラ・リーガ2021-22特集
●プレミアリーグ2021-22特集