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フランクフルト監督、ゲッツェについての質問に「面白い。ダイチ・カマダが2ゴール奪ったのにみんなにマリオについて聞かれる」

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 フランクフルトは1日に行われたDFBポカール1回戦で2部マクデブルクとアウェーで対戦し、4-0で圧勝。オリバー・グラスナー監督は試合後の記者会見で、この試合で2ゴールをマークしたMF鎌田大地についても言及した。

 鎌田はプレシーズン最後のテストマッチと同様、今季初公式戦でもボランチの位置でスタート。4分に左ウィングのフィリップ・コスティッチからの折り返しを右足インサイドで流し込んでチームに先制点をもたらすと、59分にはゴール前のFWラファエル・ボレからのバックパスに反応し、またも右足インサイドのシュートをニアに突き刺した。

 グラスナー監督は試合後、結果には満足な様子を示すも、後半は「カウンターからの攻撃をたくさん許し過ぎた」ことなどを指摘。また、フランクフルトでのデビューを果たした元ドイツ代表MFマリオ・ゲッツェについてコメントを記者に求められると、オーストリア人指揮官は「ちょっと面白いね。ダイチ・カマダが2ゴールを奪ったのに、みんなにマリオについて聞かれるとは」と苦笑いしながら返答。「普通は得点者やPKを阻止したGKについて聞かれるものなのでね。まあ、(質問は)マリオがドイツで今でもどれほどの位置にいるのかを表しているということだ」と理解を示し、このように続けた。

「彼は今日の試合で2度、アシストの1つ前のパスを出した。マクデブルクは予想通りにアグレッシブだったが、彼は相手のプレッシャーがある中、すぐ隣のチームメイトだけではなく裏のスペースを見出し、アンスガー・クナウフを活かした場面があり、そのクオリティを示した。守りもとても勤勉だったので、マリオにとても満足している。ほかにも私がとても満足しているプレーヤーたちがたくさんいる。ただ、それでもみんなそれぞれに改善の余地もある」

 続けて、ほかの記者が「ではダイチについて聞かせてもらいたい。(ボランチ起用で)今後数試合の中盤のメンバーが決まったと思うか、それとも相手によって変えるのか」と質問。グラスナー監督は次のように返した。

「(ブンデスリーガ開幕戦の)バイエルン・ミュンヘン戦や(UEFAスーパーカップの)レアル・マドリー戦についてはまだ考えていない。マクデブルク戦に集中していたからだ。とにかく、MFに関しては終盤に1~2度ほどスーパーなボール奪取を見せたクリスティアン・ヤキッチやセバスティアン・ローデといった素晴らしい選択肢があることを嬉しく思う。今日から11月12日まで、公式戦24試合に臨むことになる。代表選手なら26試合だ。1人が全部出場するのは無理な話。だから、たくさんの選択肢があって幸せだよ」

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