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リバプール期待の新エースは初先発で“報復ヘッド”退場…クロップ「10人でも皆よくやってくれたよ」

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ユルゲン・クロップ監督がヌニェス退場に触れる

[8.16 プレミアリーグ第2節 リバプール 1-1 クリスタル・パレス]

 リバプールは今季最初のホーム戦で白星を飾れず、開幕2試合ドロー。勝敗に影響を及ぼしたFWダルウィン・ヌニェスの退場に、ユルゲン・クロップ監督は「10人の数的不利でも、あれだけの努力をしてくれた。私は本当に誇りに思う」と語った。英『アンフィールド・ウォッチ』が伝えている。

 開幕節は昇格組のフルハムと2-2のドローとなったリバプール。第2節では本拠地アンフィールドにクリスタル・パレスを迎えたが、序盤からの決定機はいずれも決め切れない。すると、前半32分に相手のカウンターを食らい、先制を許してしまった。

 前半を0-1で折り返すと、ここまでチャンスを逸していたヌニェスがフラストレーションを爆発させる。DFヨアヒム・アンデルセンの挑発を受け、頭突きをお見舞い。今夏加入の新エース候補は、プレミアリーグ初先発となった試合で一発退場の処分となった。

 数的不利となった4分後にFWルイス・ディアスのゴールで追いついたリバプールは、そのまま1-1でドロー。開幕から2試合連続で白星を掴むことができなかった。

 試合後、クロップ監督はヌニェスの退場に触れる。「後半はポジティブにスタートしたが、レッドカードにはびっくりさせられたよ。もちろん、あれはレッドカードだ。彼は挑発されたんだが、ああいう振る舞いはいけない」と落胆の様子。一方で、その後の試合展開には「10人の数的不利でも、あれだけの努力をしてくれた。私は本当に誇りに思う」と語った。

 さらに、ヌニェスの心境には理解を示す。「ダルウィンはチームメイトを失望させたとわかっている。彼とは話をするよ。こういう挑戦になることはわかっていたはずだ。この時間を有意義に使っていく。罰ではなく、より強くなるためのフィジカルワークをしてもらう」。数試合の出場停止の中で、チームへの順応を図るようだ。


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