ウエスト・ハムは8日、日本女子代表MF林穂之香(24)の加入を発表した。同クラブには同じく日本女子代表のDF清水梨紗が所属している。

　林は2020年冬、セレッソ大阪堺レディースからスウェーデン1部のAIKに移籍。公式戦7ゴールを挙げる活躍を見せていた。日本女子代表では16キャップを記録。今夏のEAFF E-1サッカー選手権2022での優勝にも大きく貢献した。

　クラブ公式サイトを通じ、林は「ウエスト・ハムに加入できて興奮しています。チームでプレーするのがとても楽しみで、待ち切れません」とコメント。「バークレイズ・ウィメンズ・スーパーリーグでプレーする機会を得られてとても嬉しいです。こんなに早くイングランドでプレーできるとは思っていませんでした。この瞬間にとても興奮しています」と伝えた。

　自身の強みに「タイトなエリアでのボールキープ、攻撃のサポートをしてチームが多くのゴールを挙げるのを助けることが得意」と述べる。

　マネージャーのポール・コンチェスキー氏は「穂之香をクラブに連れてくることができて嬉しく思います。ずっと注目していた選手。非常に才能のある技術的なプレーヤーで、それが証明される豊富な国際経験もあります。特にファイナルサードで真価を発揮することは間違いない」と語った。