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「一番適応に苦しむ選手だが…」モナコSDが南野拓実への信頼を強調

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モナコSDがFW南野拓実への信頼を強調

 モナコのスポーティングディレクターを務めるポール・ミッチェル氏は、FW南野拓実が苦しむ理由を説明した。

 今夏の移籍市場でリバプールからモナコに加入した南野。世界的な名門からリーグアンのクラブに活躍の場を移した同選手には大きな期待が寄せられていたが、ここまで十分なインパクトを残せず。先日のスタッド・ランス戦で移籍後初ゴールを挙げたものの、公式戦7試合に出場して1ゴール2アシストを記録したのみだ。

 これを受け、一部メディアで今夏のワースト新戦力と厳しい評価を下される南野について、同選手の獲得に尽力したミッチェル氏は、フランス『nice-matin』のインタビューで時間が必要であることを強調した。

「タクミ・ミナミノは現時点で適応するのに最も難しい時間を送っている選手だ。しかし、我慢をしなければならない。ランス戦のゴールがこれからたくさんのゴールをもたらすことを願っている」

「彼は新戦力の中で最年長だから、(適応に苦戦するということに)矛盾がある。彼には戦術面での要件やリーグアンと私たちのスタイルのためのフィジカルに適応するための時間がもう少し必要だ。精神的にも肉体的にも馴染む必要がある。それに、リズムも必要だ。それでも、彼が良い選手であるということを私たちはわかっている」

「ザルツブルクで輝き、チャンピオンズリーグでの経験もあり、重要なゴールを決めたリバプールからやって来た。さらに、ユルゲン・クロップはいつだって彼を称える言葉を発していた。最近の彼のプレーに足りないリラックスさを彼が取り戻せるように私たちは取り組んでいる。彼は27歳で、キャリアのピークに差し掛かっている。彼の能力に対しての疑問はない」

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