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日本代表帰りの久保建英が1ゴール1アシスト!! ソシエダ5発逆転勝利

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MF久保建英が1ゴール1アシスト

[10.2 ラ・リーガ第7節 ジローナ 3-5 ソシエダ]

 ラ・リーガは2日、第7節を各地で行い、MF久保建英所属のソシエダジローナに5-3で勝利した。2トップの一角で先発出場した久保は前半8分に先制ゴールを演出し、公式戦では3試合連続のアシストを記録。また4-3で迎えた後半40分にダメ押しとなる今季2ゴール目も決め、1ゴール1アシストの大活躍を見せた。

 国際Aマッチウィーク明け最初のリーグ戦。日本代表では9月23日のアメリカ戦(○2-0)のみの出場だった久保は4-4-2の2トップで先発した。

 試合は前半8分、久保のお膳立てから動いた。敵陣に高く上がった浮き球をMFダビド・シルバが収めてスルーパスを送り、左に開いていた久保が反応して縦へと突破。ゴールライン際からグラウンダーのクロスボールを配給すると、ファーサイドに飛び込んだFWアレクサンデル・セルロートが押し込んだ。

 久保は9月18日の第6節エスパニョール戦に続き、リーグ戦2試合連続でのアシスト。また公式戦では同15日のUEFAヨーロッパリーグ(EL)のオモニア戦から続いて3試合連続アシストとなった。

 幸先よくリードしたソシエダだったが、前半23分、MFロドリゴ・リケルメにラ・リーガ初ゴールとなる強烈なミドルシュートを決められて同点。さらに同27分には、リケルメのクロスを起点にゴール前で空中戦を繰り広げられると、DFアルナウ・マルティネスに頭で押し込まれ、わずか5分足らずで逆転を許した。

 ところが前半42分、ソシエダは左サイドを深く攻め込んで攻撃の起点をつくると、マイナスの位置でボールを受けたMFマルティン・スビメンディがゴール前に浮き球のパスを送り、セルロートが反応。高い位置に来たボールを見事に胸で収め、強烈なボレーシュートでニアポスト脇を打ち抜いた。

 2-2で迎えた後半も点の取り合いは続いた。まずは3分、ジローナは中盤でボールを奪うと、そのままドリブルを仕掛けたFWバレンティン・カステジャノスが力強いシュートを放ち、これをソシエダGKアレックス・レミロが処理し切れず勝ち越し。ソシエダも同21分、右サイドからのFKをMFブライス・メンデスがゴール前に放り込むと、これがそのままゴールに入り、またしても同点に追いついた。

 それでも最後は地力で勝るソシエダが勝ち切った。後半36分、左に流れながら前を向いたD・シルバのクロスをMFミケル・メリノが足に当てると、ゴール前に流れたボールにスビメンディがすかさず反応。オフサイドギリギリで抜け出した形となり、めいっぱいに足を伸ばし、勝ち越しゴールを押し込んだ。

 さらに後半40分、試合を仕上げたのは久保だった。ピッチ中央で前を向いたM・メリノの縦パスをセルロートが収めると、左に持ち出しながらラストパス。ペナルティエリア左で受けた久保は細かいタッチで相手DFをずらし、鋭い左足シュートでファーポスト脇を射抜いた。久保は開幕節カディス戦に続く今季2ゴール目。リーグ戦のスコアポイントを「4」(2ゴール2アシスト)とした。

 久保は直後にピッチを退き、そのままタイムアップ。ソシエダが久保の1ゴール1アシストを含む5得点の逆転勝利で、2連勝を果たした。

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データ提供:Opta
※大会の公式記録と異なる場合があります

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