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「彼が恋しい…」ノースロンドン&マンチェスターダービーで熱望された“名実況アナ”

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サッカー中継に実況アナの存在は欠かせない

 プレミアリーグは1日と2日に第9節を開催。国際Aマッチウィーク明けとなった今節、ノースロンドンダービーとマンチェスターダービーのビッグマッチが2日連続で行われた。プレミアリーグファンには贅沢な週末となったが、現地ファンからはある“男”を欲する声が多く上がった。

 その男の名はピーター・ドルリー。スポーツ実況アナウンサーだ。イギリス出身の彼は詩的で文学的な言い回しから絶大な人気を誇り、ビッグマッチの中継には欠かせない存在だとする意見は珍しくない。イギリスの放送局『BTスポーツ』におけるプレミアリーグ中継のほか、リーグ公式の国際映像も担当していたため、その人気は世界各国に及んでいる。

 しかし、今シーズン開幕にあたり大きな変更があった。ドルリー氏が同じ英語圏・アメリカの放送局『NBC』と契約を結んだのである。この契約により『BTスポーツ』と国際映像担当から外れ、彼の実況でプレミアリーグを視聴できるのはアメリカのみとなった。

 今回のノースロンドンダービーとマンチェスターダービーも、イギリスなど他国からドルリー氏の実況で観戦することはできず。SNS上には「足りないのはドルリーだけ」「ドルリーが恋しい」といった投稿が頻発し、改めて実況アナウンサーの重要度が感じさせられた。

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