beacon

“南ア”優勝以降、W杯でわずか3勝…スペインサッカー連盟が同代表指揮官の交代を発表

このエントリーをはてなブックマークに追加

 スペインサッカー連盟(RFEF)は8日、スペイン代表ルイス・エンリケ監督(52)が退任することを発表した。また、RFEFは同日にルイス・デラフエンテ氏(61)の新指揮官就任を併せて伝えている。

 2018年よりエンリケ監督が率いるスペインは、欧州予選を6勝1分1敗のグループ首位で抜けると、11月20日に開幕したカタールW杯で、日本代表と同じグループEに組み分けされた。初戦のコスタリカ代表戦で7-0の勝利を収めると、2戦目のドイツ代表戦は1-1のドロー。しかし、最終戦で日本に1-2で敗れ、E組2位で進んだ決勝トーナメント1回戦では、モロッコ代表にPK戦の末に敗れ、大会を後にしていた。

 2010年の南アフリカ大会で優勝を果たしたスペインは、14年のブラジル大会でグループリーグ敗退となると、前回のロシア大会では、ベスト16で姿を消した。カタール大会初戦の7発好発進で、誰もが“無敵艦隊”の復活を期待したが、結果は2大会連続の決勝トーナメント1回戦敗退。10年の優勝以降、W杯で掴んだ勝利はわずかに3勝と、低迷に陥っている。

 RFEFはエンリケ監督の退任に際し、「ルイス・エンリケとそのコーチングスタッフ全員に対し、過去数年にわたるシニアナショナルチームの指揮に感謝したいと思います」「指揮官による近年の成長を継続させるため、スペイン代表チームの新しいプロジェクトを開始する必要があると判断した」とコメント。デラフエンテ氏については、次のように説明している。

「RFEFに着任して以来、ナショナルチームのユースチームの監督として成功を収めている。15年にはU-19チームで欧州王者に輝き、18年にはU-18代表で地中海競技大会の金メダリストとなった。その後、18年7月にU-21の監督に就任し、1年後の19年にはイタリアで欧州王者に輝き、決勝でドイツを破ってスペインで5度目のタイトルを獲得した。さらに、20年の東京オリンピックの銀メダリストでもある」

▶「FIFA ワールドカップ」決勝トーナメントもABEMAで無料生中継!ハイライト無料配信!
★日本代表など参加32チームの最新情報をチェック!!
2022W杯カタール大会特集ページ
★全64試合の日程&テレビ放送をチェック!!
2022W杯カタール大会日程&TV放送

TOP