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好調同士の一戦を制したのはアーセナル!! 終了間際の劇的決勝弾でマンUを撃破

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アーセナルが鮮やかな逆転勝利を収めた

[1.22 プレミアリーグ第21節 アーセナル 3-2 マンチェスター・U]

 プレミアリーグは22日、第21節を開催し、DF冨安健洋が所属するアーセナルマンチェスター・ユナイテッドと対戦し、3-2の逆転勝利を収めた。

 プレミアリーグでここ12戦無敗(10勝2分)で首位を快走するアーセナル。一方、18日の第7節延期分クリスタル・パレス戦を1-1のドローで終えたものの、そこまで公式戦9連勝、プレミアリーグでも3位まで順位を上げてきたマンチェスター・Uという好調なチーム同士の一戦となった。

 今季、アーセナルが喫したのはわずかに1敗。そして、土をつけたのがマンチェスター・Uだった(第6節にオールドトラフォードで対戦し、マンチェスター・Uが3-1で勝利)。

 前半17分に試合を動かしたのはアウェーのマンチェスター・U。敵陣でのボール奪取を成功させると、MFブルーノ・フェルナンデスのパスを受けたFWマーカス・ラッシュフォードが巧みな個人技で運び、PA外からフィニッシュ。右足から放たれた弾道の低いシュートがネットを揺らし、スコアを1-0とした。

 しかし、前半24分にアーセナルがすぐさま追い付く。MFマルティン・ウーデゴーアのパスから左サイドを駆け上がったMFグラニト・ジャカがクロスを送ると、ファーサイドでフリーとなったFWエディ・エンケティアがヘディングで叩き込んだ。

 1-1のまま後半を迎えると、アーセナルは右サイドバックの位置に入っていたDFベン・ホワイトに代えて冨安を同ポジションへと送り込む。すると、同8分にアーセナルが試合をひっくり返す。右サイドで冨安からパスを呼び込んだMFブカヨ・サカが中央に切れ込みながらPA外から左足を振り抜くと、鋭いシュートがゴールを陥れてスコアを2-1とした。

 だが、マンチェスター・Uも譲らない。後半14分、MFクリスティアン・エリクセンが蹴り出したCKに対し、GKアーロン・ラムズデールが反応するも冨安との接触もあってボールをファンブル。こぼれ球に果敢に飛び込んだDFリサンドロ・マルティネスがダイビングヘッドで合わせたボールがゴールマウスに収まり、試合を振り出しに戻した。

 その後、アーセナルが攻勢をかけたものの、後半25分に左サイドから切れ込んだサカの放ったシュートはエリクセンに当たってポストを叩き、同39分にエンケティアが至近距離から放ったシュートはGKダビド・デ・ヘアにストップされるなど、なかなか勝ち越しゴールを生まれず。しかし、試合終了間際の同45分に劇的なゴールが生まれる。

 今冬ブライトンからアーセナルに加入し、途中出場でデビューを飾ったMFレアンドロ・トロサールのパスからDFオレクサンドル・ジンチェンコが左サイドを駆け上がる。折り返しをウーデゴーアが合わせると、最後はエンケティアが押し込み、アーセナルが3-2の勝利を収めた。

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データ提供:Opta
※大会の公式記録と異なる場合があります

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