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マンCに激震…100以上の財務規則違反の疑い、プレミアリーグが4年前から調査

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マンチェスター・シティに財務規則違反の疑い

 マンチェスター・シティが100以上の財務規則違反の疑いでプレミアリーグから告発されたようだ。英『スカイスポーツ』や『BBC』が報じている。

 違反の疑いは09-10から17-18シーズンまで及んでいる模様。「クラブの財務状況を正しく公正に示す正確な財務情報」を「最大限の誠意を持って」提供することを義務付けるリーグ規則に違反した疑いが持たれている。要求されている正確な財務情報は「収入(スポンサー収入を含む)、運営費などのクラブ収入」に関するものだという。

 さらに、現在イタリア代表指揮官を務めるロベルト・マンチーニ氏が率いていた09-10から12-13シーズンまでの監督報酬の詳細、10-11から15-16シーズンまでの選手報酬の詳細を求める規則にも違反があったとされている。

 また、13-14から17-18シーズンの間、ファイナンシャル・フェアプレー(FFP)を含むUEFAの規則に関する違反、15-16から17-18までのシーズンにおけるプレミアリーグの収益性と持続可能性に関する規則を違反。

 そして、18年12月から23年2月6日までの約4年間、加盟クラブがプレミアリーグの調査に協力し、支援することを義務付けるリーグ規則にも違反したようだ。

 リーグは今回の違反疑惑を独立委員会に付託。「プレミアリーグは本日、マンチェスター・シティフットボールクラブによるプレミアリーグ規則違反の疑いを委員会に委ねたことを確認する」との声明を発表した。

 なお、委員会は罰金、勝ち点のはく奪、そしてプレミアリーグからのクラブ除名などの処分を科すことができるという。

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