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プレッシャーを楽しむブライトン三笘「皆が注目してくれることが嬉しい」

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ブライトンMF三笘薫

 好調を維持するブライトン日本代表MF三笘薫が、「プレッシャーを楽しんでいる」と語った。クラブ公式ウェブサイトが伝えている。

 シーズン序盤こそベンチスタートが続いたが、カタールW杯直前に先発の座をつかむと、同大会後に大ブレイク。プレミアリーグではここ5試合4ゴールと結果を残し、公式戦ここ3試合連続ゴール中と絶好調をキープする。そして、得意のドリブルでチャンスを生み出すなど、圧倒的な存在感を放っている。

 英メディアが大々的に取り上げるなど、周囲からの注目度も増しているが、本人は「皆が僕のことを見ているのは事実だし、ある意味、そのプレッシャーを楽しんでいる」と意に介していない様子だ。

「今は毎試合、ゴールかアシストを決められればいいと思っているし、うまくいっている」

 直近のプレミア第22節ボーンマス戦では後半42分に決勝点をマーク。しかし、「自分のパフォーマンスには満足していない」と語ると、「あのような形(無得点)で試合を終わらせることになったらひどいと思っていた。引き分けで終わっていたら残念だったので、得点できたのは良かった」と続けている。

 また、FA杯4回戦でリバプール相手に沈めた空中での“ダブルタッチ”弾は日本でも大きな話題となった。このことにも触れ、「日本ではかなり大きなニュースになったようだし、その実感もある。とにかく、皆が僕に注目してくれることが嬉しいです」と答えた。

 チームはプレミアで、ここ6戦4勝1分1敗と勝ち点を積み重ね、欧州CL出場圏内となる4位まで勝ち点6差の6位につけている。特にここ4戦は3勝1分と無敗。絶好調なチームにおいて、三笘は「川崎フロンターレでは常に試合に勝っていた。今、僕は同じようなメンタリティでプレーしている。失点しないことで、最後まで勝とうとすることができる」と口にしている。

 そして、「(ボーンマス戦は)我慢してプレーしていたけど、ディフェンシブなチームに対してもっと押し込むべきだと改めて感じた。その質を高めていかないといけない」とさらなる高みを目指していく。

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