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元ドイツ代表MFエジルが現役引退を表明「怪我に悩まされ…」「素晴らしい旅だった」

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元ドイツ代表MFメスト・エジルが現役引退

 バシャクシェヒル(トルコ1部)の元ドイツ代表MFメスト・エジル(34)が22日、自身のインスタグラム(@m10_official)やツイッター(@M10)で現役引退を表明した。

 エジルは「熟考の末、プロサッカー選手からの即時引退を発表します」とし、その経緯や周囲への感謝などを綴っている。

「私は今まで約17年間、プロサッカー選手であるという特権に恵まれ、その機会にとても感謝しています。しかし、ここ数週間、数か月、怪我にも悩まされ、サッカーの大舞台を去る時が来たということが、より明確になりました」

「忘れられない瞬間と感動に満ちた素晴らしい旅でした。シャルケ、ベルダー・ブレーメン、レアル・マドリー、アーセナル、フェネルバフチェ、バシャクシェヒル、私を支えてくれたコーチたち、友人となったチームメイトに感謝したいと思います」

「家族、そして親しい友人たちにも、特別な感謝を捧げたいです。彼らは最初の日から私の旅の一部であり、良い時も悪い時も、多くの愛とサポートを与えてくれました」

 エジルはシャルケのユースから2006年にトップチームデビューを果たし、2008年にブレーメンへ移籍。ドイツ代表として出場した2010年の南アフリカW杯後、複数のビッグクラブから関心を寄せられていた中、レアル・マドリーと契約を結んだ。

 レアルでは加入2年目から10番を背負い、ゲームメーカーとして活躍。2013年にアーセナルへと活躍の場を移した。2014年のブラジルW杯では全7試合に出場し、ドイツの優勝に貢献。しかし、連覇を期待された2018年のロシアW杯はグループリーグ敗退に終わり、大会後に代表から引退した。

 2021年にはアーセナルを離れ、自身のルーツであるトルコのフェネルバフチェへ。2022年にフェネルバフチェとの契約を解除し、同国のバシャクシェヒルに移籍したが、今季は負傷の影響などでリーグ戦4試合の出場にとどまっていた。

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