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スペイン先制もドイツが意地の同点弾でドロー…日本は第3戦スペイン戦で引き分け以上を目指す

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スペインは先制もドイツとドロー

[11.27 カタールW杯E組第2節 スペイン1-1ドイツ アルホール]

 カタールワールドカップは27日にグループリーグ第2節を行った。スペイン代表ドイツ代表の対戦は1-1のドロー。同組で1勝1敗の日本は、12月1日の第3戦でスペインと対戦する。

 スペインは初戦・コスタリカ戦で7-0と快勝。ドイツ戦では先発を1人変更し、DFセサル・アスピリクエタからDFダニエル・カルバハルが起用された。4-1-2-3の布陣を敷き、GKはウナイ・シモン、4バックは左からDFジョルディ・アルバ、DFエメリク・ラポルト、MFロドリ、カルバハルが並ぶ。アンカーはMFセルヒオ・ブスケツで、インサイドハーフは20歳MFペドリと18歳MFガビ。前線3枚は左からFWダニ・オルモ、FWマルコ・アセンシオ、FWフェラン・トーレスが入った。

 ドイツは初戦で日本に痛恨の逆転負け。負けられない大一番では、スタメン2人を変更。DFティロ・ケーラーとMFレオン・ゴレツカが入った。4-2-3-1の布陣で、GKはマヌエル・ノイアー、4バックは左からDFダビド・ラウム、DFアントニオ・リュディガー、DFニクラス・ジューレ、ケーラー。ボランチ2枚はゴレツカとMFヨシュア・キミッヒを配置する。2列目は左から19歳MFジャマル・ムシアラ、MFイルカイ・ギュンドアン、FWセルジュ・ニャブリ。1トップはMFトーマス・ミュラーとなった。

 明暗分かれる初戦を終え、優勝候補同士が第2戦に臨んだ。スペインは圧力ある前線からのプレスとボール保持でペースを握る。前半7分、D・オルモがPA手前から右足シュートも、ノイアーの好セーブに阻まれた。

 その後もパスをつなぐスペインと、引いて守るドイツの展開は続く。スペインは前半22分、J・アルバが左サイドからカットインをして右足シュート。ゴール左外にわずかに逸れ、枠を捉えない。一方、ドイツも同25分に反撃。敵陣に攻めた後、相手GKシモンのクリアをニャブリが収め、右サイドから中央へ。左足シュートは惜しくも枠外に外れた。

 ドイツは徐々に拮抗状態に持ち込む。前半39分にはセットプレーからリュディガーがヘディングシュートをゴールに叩き込む。しかし、リュディガーにオフサイドが認められ、ノーゴールの判定となった。

 前半をスコアレスで折り返すと、スペインは後半8分に交代カードを切る。F・トーレスを下げてFWアルバロ・モラタを投入。モラタが中央の最前線に入り、アセンシオが右サイドに移動した。同11分にはドイツのプレスを浴び、キミッヒにPA内からシュートを打たれるが、GKシモンが好セーブでゴールを守った。

 スペインは後半16分に待望の先制ゴール。左サイドの展開からJ・アルバが低めのクロスを上げる。ニアサイドに交代投入のモラタが詰め、ワンタッチでゴールに流し込む。拮抗状態を打ち破り、1-0とスコアを動かした。

 先制したスペインは後半20分に2枚替え。アセンシオとガビを下げ、MFコケとFWニコラス・ウィリアムスが入る。一方、ドイツも同25分に3枚替え。ギュンドアン、ミュラー、ケーラーに代えて、MFレロイ・サネ、FWニクラス・フュルクルク、DFルーカス・クロスターマンが入った。

 ドイツも交代策が的中。後半38分、敵陣付近でサネからの縦パスを受けたムシアラがPA内へ。フュルクルクがボールを受け取ると、PA右から右足を一閃する。豪快な弾道がゴールに突き刺さり、ドイツが意地の同点ゴールを挙げた。

 このまま試合は終了し、1-1の痛み分け。この結果、グループEは首位がスペイン(勝ち点4/得失点差+7)、2位が日本(勝ち点3/得失点差0)、3位はコスタリカ(勝ち点3/得失点差-6)、4位がドイツ(勝ち点1/得失点差-1)となった。

 2大会連続の決勝トーナメント進出を目指す日本は、12月1日に第3戦でスペインと対戦。引き分け以上がグループ突破の最低条件となった。スペインに勝利すれば突破が決定。引き分けてしまうと、ドイツとコスタリカが引き分ければ日本は通過するが、コスタリカが勝利すると日本の敗退が決定。ドイツがコスタリカに勝利した場合はドイツとの得失点差、総得点の勝負となる。


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