平成22年度全国高校総合体育大会「美ら島沖縄総体2010」京都府大会は6日、決勝を行い、莵道(とどう)が初の全国総体出場権を勝ち取った。

　3年ぶりの全国総体出場を狙う京都橘との一戦は1-1でPK戦へ突入。ともに8人連続で成功して迎えた9人目、莵道のGK財前主将が相手のシュートを止め、9-8で勝った。京都新聞によると財前主将は「ける瞬間の足の角度でコースが分かり、冷静に止められた。(全国大会では持ち味の)運動量だけでは通用しないので、これから技術力を高めたい」と語ったという。

【京都】
[決勝]
莵道 1-1(PK9-8)京都橘

[準決勝]
東山 0-2 京都橘
久御山 1-3 莵道

[準々決勝]
洛北 0-2 東山
山城 0-3 京都橘
久御山 5-0 大谷
洛東 3-4 莵道

[莵道の勝ち上がり]
14○0 乙訓
2○1 堀川
4○2 福知山成美
4○3 洛東
3○1 久御山
1○1(PK9-8)京都橘

(文　吉田太郎)