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[MOM227]阪南大FW泉澤仁(4年)_今季7得点目でチーム首位に導く!

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[大学サッカー・マン・オブ・ザ・マッチ]
[5.3 関西学生リーグ1部第5節 阪南大3-1大阪体育大 キンチョウ]

 昨季、関西学生サッカーリーグ最優秀選手賞を受賞したMF泉澤仁(4年=新潟ユース)が今年も活躍を見せている。開幕から奪ったゴールは6得点。首位・大体大との一戦でも1ゴールをあげ、今季7得点目をあげ、チームの快勝に貢献した。

 この日も鋭いドリブルで何度もPA内に切れ込み決定機を作ると、前半アディショナルタイムにはダメ押しの3点目。DF永井鷹也のフィードはGKに一度阻まれるも、こぼれを拾った泉澤は「PA内だったので、パスは考えていなかった」とかわしてゴールへ流し込んだ。放ったシュートはチーム最多の9本。1ゴール1アシストの活躍にも「後半追加点が取れなかったのは自分の技術不足。帰ったらすぐ練習します」と謙虚に語った。

 大学4年目となる今年は、複数クラブからオファーが届くなど注目を集めている。全日本大学選抜にも選出され、練習参加や試合でチームを離れることも多いが「練習参加などで移動疲れはあるが、ピッチに立ったら関係ない」と泉澤。好パフォーマンスを続けている。高い評価を受けている泉澤に、須佐監督は「仁にはバルセロナのジョルディ・アルバなど小さい選手が当たられながらもがんと行くところなど、そういう体の使い方を全部ビデオで見せている。ペドロが当たられながらいくところとか。切り返すんじゃなく、縦に行くのをもっとやれないといけない」と更なる進化を期待する。

 泉澤も「練習参加など、いっぱい呼んでもらってるのはほとんど監督のおかげだと思ってるので、監督に喜んでもらえるようなプレーをしたい」と期待に応える意欲を口にした。

「とにかく全部優勝を狙っていきたい」と泉澤。今年も中心選手としてチームを引っ張る。

(取材・文 北野裕子)

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