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[CL]ドルトムントがアウェーで2ゴールを挙げ、シャフタールと引き分ける

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 UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)は13日、決勝トーナメント1回戦第1戦の2試合を行った。ドネツクのドンバス・アレナではシャフタール(ウクライナ)とドルトムント(ドイツ)が対戦し、2-2で引き分けた。第2戦は3月5日にホーム&アウェーを入れ替えて行われる。

 グループステージでは昨季チャンピオンのチェルシーを下して勝ち上がったシャフタールと、死の組と呼ばれたグループステージで見事首位通過したドルトムントが激突。第1戦は一進一退の好ゲームとなった。

 最初に決定的チャンスを作り出したのはアウェーのドルトムント。前半17分、左サイドからのCKを獲得すると、MFマルコ・ロイスのクロスをDFマッツ・フンメルスがヘディングで合わせる。だが惜しくもクロスバーに嫌われた。

 だが試合を動かしたのはホームのシャフタールだった。前半31分、シャフタールはゴール正面でFKを獲得すると、MFダリオ・スルナが右足を一閃。シュートはドルトムントの作り出した壁の上を越え、ゴールネットを揺らした。

 しかしドルトムントも前半のうちに追いつく。41分、右サイドをMFマリオ・ゲッツェが持ち上がると、中央にクロス。一度はDFに跳ね返されるが、再び中央にボールを入れると、FWロベルト・レバンドフスキが受ける。レワンドフスキは右足を振り抜くが空振り。だがこの空振りが功を奏し、付いていたDF2人が釣られ、レワンドフスキがゴール前でフリーに。落ち着いて右隅に蹴り込み、貴重なアウェーゴールを突き刺した。

 後半に入ると試合が落ち着く。最初に動いたのはシャフタール。後半17分、シャフタールはFWタイゾンに代えてMFドウグラス・コスタを投入。するとこの交代策が見事に的中する。

 後半23分、シャフタールはDFヤロスラフ・ラキツキーが前線にロングフィードを送る。これを受けたドウグラス・コスタがワントラップでボールをコントロール。振り向きざまのボレーで左足を振り抜くと、ホームのサポーターを沸かす勝ち越しゴールが決まった。

 だが終了間際にドルトムントに起死回生の同点ゴールが生まれる。後半42分、左サイドからのCKを獲得するとDFマルセル・シュメルツァーが左足でボールを入れる。これをゴール中央に走りこんだフンメルスがドンピシャヘッドで合わせて、同点に追いついた。ドルトムントがアウェーでの貴重な2ゴールを奪い、第1戦を終えた。


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