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[CL]開始27秒弾で先制、ホームのバイエルンがユベントスに先勝

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 UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)の準々決勝第1戦が2日に行われた。ドイツ・ミュンヘンにあるフスバル・アレナではバイエルン(ドイツ)対ユベントス(イタリア)の一戦が行われた。リーグ制覇も目前に迫るチーム同士の注目の対戦は、ホームのバイエルンが2-0で先勝した。ホーム&アウェーを入れ替えた第2戦は10日に行われる。

 あっという間の先制劇だった。開始27秒、バイエルンはMFバスティアン・シュバインシュタイガーからの横パスを受けたMFダビド・アラバが左足でミドルシュートを狙う。カットに入ったMFアルトゥーロ・ビダルの足にわずかに触れたことも幸いし、GKジャンルイジ・ブッフォンの反応をわずかに遅らせる。ワンバウンドでゴール右隅に向かったボールは、ブッフォンの指先を抜け、ゴールネットを揺らした。

 先制に成功したバイエルンだが、前半16分にアクシデント発生。MFトニ・クロースが負傷交代を余儀なくされ、MFアリエン・ロッベンが代わってピッチに投入された。だがこの交代がさらにバイエルンに勢いを与えることになる。

 前半20分、FWマリオ・マンジュキッチが高い位置でボールをカットし、MFフランク・リベリのシュートにつなげる。さらに同32分には右サイドをMFトーマス・ミュラーが突破しマイナスクロスを入れると、ロッベンが左足で合わせる。いずれの決定機もわずかに枠を外れたが、バイエルンペースで試合が進んだ。

 すると後半18分、ついにバイエルンに待望の追加点が生まれる。MFルイス・グスタボがミドルシュートを狙う。これはブッフォンに弾かれるが、こぼれ球に詰めたマンジュキッチがゴール左でキープ。ゴール前にラストパスを送ると、ミュラーが無人のゴールに押し込んだ。

 試合は終盤までバイエルンペースで変わらなかった。3点目こそ奪えなかったが危なげなくゲームを終わらせたバイエルンが、2-0で第1戦をものにした。


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